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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

「Whoをフー」と発音してませんか?「シ・チ・ニ・ヌ・フ」に要注意

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今日は英語の発音でよく間違うポイントについて。

ゆっくりとした日曜日、休日版エントリーをどうぞ。

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■音楽での英語発音はずいぶん綺麗になってきています

The Roseという曲のバックを先日ベースでお手伝いしました。誰もが聴いたことがある名曲です。ゆっくりとしたテンポなので歌詞をしっかりとつぶやきながら聴くのに適しています。

その曲にどのような演奏のパターンがあるかと、本番前にiTunesで検索して、何名かのアーティストのものをダウンロードしました。日本人のも入手します。近頃は英語曲の音楽業界での発音指導もしっかりとしてきているようです。「L」と「R」や「s」の発音も綺麗なものです。

ところが、日本人アーティストの歌う曲の、次の歌詞のところにさしかかって、がくっとブレーキがかかってしまいました。図らずも英語の発音で、とても気になるところを見つけてしまいまったのです。

It's the one who won't be taken
Who cannot seem to give

訳)
奪われることを拒む臆病者は、
与える優しさを知ることがない

http://www.mtblue.org/music/lyric/rose.php

おもむろに「フー」つまり「foo」と発音してしまっています。思いっきりの日本人発音地雷を踏んでしまっています。

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■Whoはhuである

社会人になってアメリカに出張に行き始めた頃に、先方の会社で親しくなったHeltzelさんという人から指摘して貰って気がついたことです。

Shiro, you pronunciate "who" as "foo", but it's more like "hoo"

シロー、Whoをフーと発音しているけど、"hoo"の方が近いよ

そう、自分も「Who」を「フー」と発音していました。そうではなく、より近いのは、「は・ひ」と同じように、子音を「h」として母音を「u」とした「hu」です。

日本語には無い音です。だから、「Who」を仕方無く「フー」と言うパターンが多いわけですが、これは注意するといいと思います。これって、気がつくと気になって仕方がないことの一つです。ファストフード(fastfood) がファーストフードと表記されているようなものですね。

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■ローマ字表示の5つの落とし穴

ヘボン式ローマ字を学ぶと発音上、5つの落とし穴にはまります。

次の表は説明のために今作成してみたものですが、ここから分かるように、"hu"に相当する音は表記すらできません。

Photo_7

例えば、「shi」と「si」の音。よく、散歩中の犬に「お座り!」と命令するのに「シット!」と大きな声で言っている人がいます。ところがそれは "shit"、つまり「糞をしなさい!」と、言っています。間違いが間違いだけに、気になって仕方がありません。

クリアな子音での"sit"「スィット(短く一音で)」と表現すべきでしょう。

様々な国の言葉がある中で、ビジネス的には英語が中心的に使われてきているので、そこでの、発音による誤解はなるべく小さくしたいところです。

日本人の英語では、「シ・チ・ニ・ヌ・フ」に要注意です。

前にエントリーした『大人の、世界に通じる英語発音の秘密を教えちゃいます』も併せてご参考まで。

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■おまけ

こちらにはThe RoseをYouTubeから。

また、歌詞を引用させてもらいました。

詞・曲 Amanda McBroom
歌 Bette Midler
Some say love it is a river
That drowns the tender reed
Some say love it is a razor
That leaves your soul to bleed
Some say love it is a hunger
And endless aching need
I say love it is a flower
And you its only seed

It's the heart afraid of breakin'
That never learns to dance
It's the dream afraid of wakin'
That never takes the chance
It's the one who won't be taken
Who cannot seem to give
And the soul afraid of dyin'
That never learns to live

When the night has been too lonely
And the road has been too long
And you think that love is only
For the lucky and the strong
Just remember in the winter
Far beneath the bitter snows
Lies the seed that with the sun's love
In the spring becomes the rose
訳 青山
人は言う 愛は濁った川の流れのようだと
弱く傷つきやすい人を飲み込んでしまうと
人は言う 愛は冷たい刃のようだと
人の心を容赦なく切りつけると
人は言う 愛は飢えのようだと
どれだけ求めても満ち足りることのないものだと
私は言うわ 愛は花だと
そしてその大切な種が、あなたなのだと

傷つくことを恐れる心では、
楽しく舞うことができない
夢から覚めることを恐れていては、
チャンスをつかむことができない
奪われることを拒む臆病者は、
与える優しさを知ることがない
死を恐れていては、
生きることの意味を学べない

ひとりで寂しく過ごす夜や、
目の前の道を遠く長く感じるとき、
また、愛は心と運の強い人にしか
やって来ないものだと思ってしまうとき、
どうか思い出して
厳しい冬、冷たい雪の下で寒さにじっと耐える種こそが、
暖かい太陽の恵みを小さな体いっぱいに受けて、
春、美しい薔薇になれるのだということを
いい曲ですよね。休日の午後のひと時にどうぞ!
Comment(4)

コメント

sis

!!!!
自分も初めての海外旅行で知り合いの家にホームステイしたときに、そこの子と話してる時にペットの犬に対して
「シットダウン」
と言って笑われたのを思い出します。

日本人にとって日本語にない発音がある英語はとても難しい。それゆえに、積極的に会話するのに抵抗を持ち、英語ができない、となるんでしょうね。

でも、ボビー・オロゴンがおかしな日本語で日本人を楽しませてたように、
発音がおかしくて意味をなさない日本人英語がネイティブに楽しまれる、ということはないもんなんでしょうかね?
もちろん、ビジネスとか真面目な場所でそういうのはまずいとは思いますけど。

sis様、

そうですね。シットダウンは笑われますね!
発音はカタカナで表現するのではなく、自分なりのアクセントや発音で構わないので、スペリングを意識すれば通じます。通じれば自信が出て話をするようになれます。

例えば、whoも、スペルどおりに発音しようとすれば、まずは、[w]で上歯で下唇をつけて、それから[h]の「は」からaの音を抜いた、空気の抜けるような[h]音を出して、それから[o]を「うー」と言うだけなのですね。スペリングで発音することを堂々とやれば大丈夫です。

そのアクセントが残ったまま話したら喜ばれますよ!それこそボビーさんみたいに。もっとも、ユーモアのセンスがあれば、でしょうが。。(汗)

ちひろ

おっしゃること、とてもよくわかります。
それだけに気になったのですが、「who」も「foo」も日本語では「フー」と表記しますので、タイトルだけを読んだとき「何が間違いなの?(むしろfで始まる発音より適切じゃないの?)」と感じました。さらにいえば、whoはwhですから、huとも微妙に違うように感じます。hよりもっとこもるというか…
文中の「フー」の記述を「foo」のようにされたほうが分かりやすかったかと思います。

ちひろ様、
確かに、言われてみると、自分はフーをFooであると思い込んでいました。確かに、タイトルをもう一息工夫できたかも知れません。

whは一度wの口の形をしてからhoo、と行くわけですね。しかし、この手のことを文面で表すのは極端に難しいものだと思いました (笑)。今後ともよろしくお願いいたします。

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