ベンチャーにおいて外注を極力少なくするというこだわり
おはようございます。
昨晩は涼しくて良く眠れました。今朝は朝カフェ次世代研究会です。朝カフェは開催以来とても雨の率が高いのですが、今朝は少なくとも家を出たときには止んでいました。空はグレー、いつ降ってもおかしくない状態ではあります。
6時過ぎには会場を準備する必要があるので、この日ばかりは必ず始発に乗るというプレッシャーがあったりします。いざとなったら2番目というオプションがありません。
さて、今朝は「外注する」ことの効果について。
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むやみに外注をするとお金がいくらあっても足りませんよね。
それなので、ベンチャー企業としては、通常なるべく多くのことを内製化しながら事業を進めています。内製化をしていく中から、コアになる強さが産まれてくるということもよくあります。
一方、社内のコストは固定的であるという意識から、自社内でやった方が安いと考えることもよくあります。自社の現陣容でできることしかしないように、手加減をしてしまうのです。
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今年度に入ってからでしょうか。
お客様からの引き合いが明らかに増え、製品が大幅に強化するバージョンアップの仕上げ、セミナーなど外へのプレゼンテーション、広告宣伝の活発化、データセンターの強化、など、めまぐるしく内容が変質してきています。従来通りに社内リソースでやってきていたのですがなかなか大変です。
そこで試してみているのが、外注です。プログラムのデザインや一部作成、プレスリリースの実施アドバイス、マンガ資料の作成、データセンター強化における諸々などなど。社内ではプラスアルファの力がそげないようなところにあえて費用を投入してみています。
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そこで新たなことが分かりました。
継続的改善の努力が求められる内部プロジェクトと比較して、外部とのプロジェクトは、期限が決まりやすく完結しやすい特性があります。必然的に、「なんとか仕上げて成果にしたい」という外部の人たちのパワーをお借することになるのです。
これがなかなか刺激的です。
期限を決めて、何社かで協力しながらものごとを進めていくと、社内だけでは忘れかかっているスピード感が出てきます。仕事は自分たちのスケジュールだけでやっているのではない、そのようなことを思い出させてくれます。
そう、お金を効果的に使うのは難しいです。
だから極力使わずにいて、ぎりぎりに足りない状態になってから、外に助けてもらう、それくらいの意識で外注するくらいだと、とても効果が上がるのだと思います。
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さて、これから『朝カフェ次世代研究会』です!