iPadの『ビューン』は週末の雑誌カウチ読みツール!
おはようございます。
湿度高めながらかなり強い風が汗を止めてくれています。雨は降っておらず、この中で傘を指すことを思えばラッキーです。今朝のスペイン対オランダ戦は、後半35分で見切りをつけて出発しました。
今朝は、この週末にお世話になった、まだ暫定的なサービス提供のビューンについて。
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■ビューンとは
ビューンはソフトバンクグループの肝いりでスタートしたサービスです。いわゆるニュースやその動画、雑誌記事、新聞記事などが、月定額で、iPadやiPhoneのみならず、ソフトバンク携帯電話でもコンテンツを利用できるという意欲作です。
iPad販売直前に孫社長が大いに宣伝して、波及は大成功したのでしょう。ところが、サービス開始の6月1日、アクセスが過剰に集中してサービスが止まってしまいます。翌朝に部分回復をしたかと思いきや、やはりだめで、その後サービスを停止していました。そして、ようやく7月6日より、iPad向けのみWi-Fi接続限定でのサービス提供が再開されました。
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■ビューンを使ってみると立ち読みならぬカウチ読み
iPadをそれほどゲームや音楽アプリなどを使わない自分としては、ウェブ閲覧以外の真っ当な使い方として、雑誌、新聞、マンガなどの閲覧に期待していました。それなので、ビューンには真っ先に登録して、サービス開始直後の早朝に試していたことがあります。『Pocket WiFiでビューンがサクサク:iPad利用時間が増えるなぁ』
この週末は、Wi-Fi環境下では安定したというビューンにどっぷりとお世話になってみました。それでわかったのですが、実際に使ってみると、ニュースなどは一通り見たら内容が浅く、すぐに飽きてしまいます。
ところが、雑誌系のコンテンツ、例えばPresidentにあった『頭を掃除する』やDIMEの『デジカメやおもちゃを壊す意外な原因!』などは読み応えがありました。また、サンデー毎日、フライデーなど、普段は、ほとんど購入する機会が無い雑誌も眺めることができて、意外な情報収集になります。
もちろん、雑誌の全記事が読めるわけではなく、記事は部分的です。それでも書店での立ち読みレベルの効果はあります。自宅にいながら雑誌をカウチ読みできるというツールでしょうか。
ネットで集められたコンテンツ集よりも、何名かの記者さんたちで特集を組むというスタイルを取る雑誌のコンテンツは、編集者の伝えたいメッセージなどもあります。コンテンツの新しさというところではネット媒体にかなわないものの、よくまとめられているので、読んでいて楽しいです。
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■30日450円はリーズナブルか?
今のところ無料ですが、今後有料化されると30日で450円かかるとのことです。はたしてその価値があるのか?
iPadにおいては価値があると思います。クリアでストレス無く動く画面は、それがディスプレイであることを忘れさせます。iPhoneについては別途300円が必要で、合わせると750円になります。その価値があるかは分かりません。通勤時にあの画面でどこまで雑誌を閲覧するかというところに疑問があります。
週末マシンとしてiPadを少しでも有効活用したいと思われる方々にはお勧めだと思います。使わなければ更新をしなければいいだけのことなので、それも安心して始められますね。操作の体験だけでもトライする価値があります。
■iPadが週末マシンだというデータ
ちなみに、『iPadが土日にiPhoneをアクセス数で凌駕する驚きのデータ』で、自分のサイトでの現象として報告しましたが、iPadが週末により使われるというのは、世界的な傾向であるようです。ちょっと古いデータですが、iPadがアメリカで発売されてからの、iPadが総トラフィック量にしめる割合がグラフで示されています。
★2本ずつ突出している棒グラフがiPadが土日に使われている証拠ですね。
ここからわかることは、週末に社内のウェブチェック用マシンとして貸与すれば、普段は社内で忙しくて見られないような部分もじっくりとチェックできるようになりますね。
カウチ仕事族が誕生していくのでしょうか!