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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

「運の悪い人」のパターン

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★運がいい人と運が悪い人の違いが何から生じているのか、今朝はこれについて。

【朝メール】20091204より__

===ほぼ毎朝エッセー===

□□自分は「運の悪い人」だと思いますか?それとも…

人は何かが実るとき、あるいは、何か悪いことに巻き込まれなかったときに「運がいい」と感じます。かなわなかったとき、あるいは、何か悪いことに巻き込まれたら「運が悪い」と感じます。そのことへの取り組みが、能動的だったにせよ受動的だったにせよ、結果が自分に好ましければ「運がいい」、結果が自分に好ましくなければ「運が悪い」というように考えるのでしょう。

そこで、いつもの4事象で考えてみましょう。

(1) 能動的 × 好ましい結果運がいい
(2) 受動的 × 好ましい結果運がいい
(3) 能動的 × 好ましくない結果運が悪い
(4) 受動的 × 好ましくない結果運が悪い

当然のことながら、誰もが(1)を狙って、まずはアクションを起こします。宝くじを買う心境はこれなのではないでしょうか。ビギナーズラック狙いとでもいうのでしょうか。ところが、通常は次のようなパターンに陥るようです。

■ビギナーズラック系の人のパターン
・(1)を狙った結果が(1)
・(2)を狙った結果が(2)

■「運がいい」と言われる人のパターン
・(1)を狙った結果が(3)→(3)→(3)→(3)→・・・(3)→(1)

■「運が悪い」と自分で思っている人のパターン
・(1)を狙った結果が(3)→運を天にまかせる(2)×→(4) やめてしまう
・(2)を狙った結果が(4) やめてしまう

■神風を信じる人のパターン:これも「運がいい」カテゴリーかも
・ひたすら(2)を狙いつづける→(4)→(4)→(4)・・・(4)→(2)

簡単にいえば、「あきらめが悪い」ことが「運がいい」ということになります。

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では、能動的でいるほうがいいのか、受動的でいるほうがいいのか。

何もかもを能動的でいられるわけではなく、無意識な部分は受動性に任せている部分も多いものです。それなので、無意識に受動的に結果を待つケースは多いです。また、能動性を持って動くことには勇気がいります。なぜなら、選んだからには、取り組みが受動的だった場合に取れる「人のせい」にすることができなくなるからです。

能動的に動くことを選択したのであれば、(1)の好ましい結果であろうとも(3)の好ましくない結果でもそれは享受するしかないです。あきらめもつきます。一方、受動的でいることを選択したのであれば、神風君がうまくいかないときに感じる、無力感、その毒素が体にたまります。

それなので能動的でいるほうが、楽に「運がいい人」になれるのだと思います。

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