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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

製品を使ってくれた人のimpression

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ITって、結果的には人類が切望しているテレパシーを実現するツールなのではないでしょうか。【朝メール】20050721は4年前、CACHATTOを使い始めてくれた人からのコメントを掲載した朝メールです。そして、4年以上が過ぎ、昨日の【朝メール】20091002には、別途次のようなブログ記事をみつけたことも掲載しました。製品の成長には時間がかかります。

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【朝メール】20050721より__

□□テレパシーを追求するということ

『場所と時間を問わずに情報を交換することができる』いわゆるテレパシー能力を身に着けたような効果がIT端末のすごいところだと思います。

人は従来テレパシーが備わっているものの、多くはその能力を開花させないで一生を過ごしていくと言います。自分もその昔、バビルⅡ世とかのアニメに感化されて何とかテレパシー能力を磨きたいと思っていました。でもちょっと追求すると、よくある「宇宙人と交信する」とか「死者と話す」的、怪しげな方法論に迷い込んでしまいます。それなのでそちらは追求していません。

さて、空を飛びたいと思ってテレポートや幽体離脱を選ぶ人もいるでしょうが、一方では、飛行機やヘリコプターの開発を追求する人もいます。テレパシーを持ちたいと思ってそのトレーニングを選ぶ人もいるでしょうが、自分は、携帯電話という身近なディバイスを使ってそれに近い効果を開発する方法を選びました。

昨日、東レ・デュポンの人がCACHATTOを使い始めた感想を送ってくれました。とても新鮮なユーザーの意見なので引用させてもらいます。

引用ここから==>

坂本さん ついに小生も先週からカチャットユーザー(先発のテストユーザーです)に仲間入りしました。小生の携帯にインストールしたら、何のマニュアルも見ないで使い始めることが出来ました。(マニュアルがいらないor無いというのは非常に素晴らしい。「売り」になりますよ。)

いきなり便利してます。今度の上司はちょっとイラチ(失礼)なので、メールにすぐ反応出来るのは、のんびりやの小生にはすごい武器です。そして今、自分に最適な使い方を確立中です。一番迷ったのは「通知メールの設定」です。日中は通知メールが頻繁に入りすぎ、女房のメールを見落として一悶着になりました。でもOFFにしたら折角のレスポンス能力が落ちます。

そこで今週の週末考え、ウイークデイの会社にいる間(すぐメールが見れる環境にいる)は当然OFFにして、会社を離れる時と週末はONにするのが良いと考え今実施しています。今のところ調子は良いです。

それにしても、これで、「週末でメールが見れませんでした」という言い訳はなくなりましたね。週末にややこしいメール(ネガティブメール)を見ていなくて知らないとします。知らないマイナスもありますが、知らぬが仏のプラスもありますね。知ってしまうと知ったプラスと、知ったことによる精神的重圧としてのマイナスの両方がありますね。一種の葛藤が始まりました。

でもこの葛藤は女房の一言で霧散しました。「どうせいつか知らなければならないことなら、早い方がいいじゃない。どうせあなたはそれから逃げられないんだから!」

「はい」その通りでした。私はサラリーマンという拘束を受けているのですね。
便利と拘束は裏腹だ。携帯電話の時はそれほどはなかったと記憶していますが.....そうだ、上司(上司の血液型も含む)やビジネス環境にもよるのかもしれない。サラリーマンもしくは仕事の拘束力の強さを感じさせてくれた「カチャット」でした。

でも結局、総合して、今「これは便利だ」と思っていますからご安心を。それとせめて電車の中で自慢も含めて僕も口コミ宣伝しておきます。折角「カチャット」という覚えやすい名前なのですから。そのうち電車の吊り広告や、テレビ宣伝をしたら良いかもね。対応体制を整えてからでしょうが。

まずは刑事物、サラリーマンものなどのテレビドラマに使ってもらえませんか?そうなればそれは文化ですから絶対売れます。また、早めにそれをやらないと大手に浴びせ倒しを受けます。

頑張って下さい。

<==引用ここまで

カチャットの効果をとても喜んでくれています。『場所と時間を問わずに情報を交換することができる』というテレパシーに近い能力が手中に入るわけですから、これはユーザーにしてみれば大変な価値なのだと思います。

何よりも簡単で便利だと喜んでくれてよかったです。また、広告、告知、これを急がなければいけない、マーケティングでさらなる努力をしなければならないという緊迫感も感じました。これほど効果が顕著なものなのであれば、ウォンツとニーズは高いと見て間違いないでしょう。ホームページの充実を始め、マーケティングの費用を捻出していく必要があります。

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※上のメール文面にあった『イラチ』これ、不明でした。いったいなんだろうとちょこっとネットで調べてみます。

http://www.coop.osaka-u.ac.jp/GI/walker/9912/22.pdf
いらち 試験に出る関西弁 第8講 意味
【名】 いらつく人。せかせかする人。一つことに落ち着いていられず、なにかせかせかと次の新しいことをやって見たい大阪人の一つの  性格である。

「あ、なるほど、」
関西弁だそうです。思わずこのページを読んでみました。要約してみます。

・エスカレーターに乗ると歩かずにはいられない
  別に急いでるわけでもないのに、なぜなんでしょうね。
・大阪人の歩く速さが世界一速い(「地域文化特性と運動行動」85年国際交通学会誌)。  
・電車の駅のホームにある「前々駅 →前駅→当駅」の表示器は、
  いらちな大阪人のために大阪市地下鉄が日本でいちばん早く
(1949年)導入した。
・歩行者用信号機の横に表示してある「青信号まであと何秒」の表示も、
  大阪人のために開発された。とはいえ大阪人は「あと10秒」の表示が
  出るともう渡り始めるため、実際は「あと10 秒」の表示が出てから
  5秒で青に変わる、らしい。
・当然ながら歩行者だけでなく車を運転する人もいらちである。
  大阪人にとって黄信号は「急いで進め」、赤信号は「気 をつけて進め」
  の意味である、らしい。
・電車の券売機で、硬貨をまとめて投入 できるタイプの機械を最初に
  作ったのも大阪である。
・電車の自動改札機が日本で初めて導入されたのは阪急北千里駅である。
  人件費の節約が開発の大きな目的だったが、改札のスピードアップも
  これに並ぶ大きな目標だった、らしい。
・動く歩道で立ち止まっていると、具合が悪いのかと振り返られる、らしい。
・大阪人はテレビのチャンネルをせわしなく変える(特にCMのとき)ので、
  大阪のテレビ局の視聴率グラフは東京より動きが激しい、らしい。

★考えてみたら自分もかなりの「いらち」です。関西関東関係ないかも!

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【朝メール】20091002より__

□□いいニュース□□
・知らないある人のブログにCACHATTOのことが記載されていました。それもベタボメ。
> >  安くて管理も楽な、企業向けの携帯から社内メールを読むツール
> >  仕事の関係で、携帯電話から社内メールが読めないかと、いろいろな製品を
> >  比較したが、結論として「CACHATTO(カチャット)」になった。
> >  東レからスピンアウトしたベンチャー企業「いいじゃんネット」社の開発したLinuxベースの製品だ。
> >  ずばり、長所は以下のとおり。
  http://tod.cocolog-nifty.com/diary/2009/09/post-c6fc.html

★なんとも嬉しいコメントです!ありがとうございます。

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