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ヴィジュアル、サウンド、テキスト、コードの間を彷徨いながら、感じたこと考えたことを綴ります。

Copilot使用、AIイラスト。花のあるティータイム。皆さん、良い週末を! ~ 絵と詩と音楽 (n) ~

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Microsoft Copilot(Image Creator from Designer)を使って、イラストを描いています。

週末なので、休憩しましょう。花のある、ティータイムを描きました。

ちなみに筆者の日常使いのティーカップは、3種類。九谷焼のブルーの銀彩。砥部焼は、オシの龍泉窯のフリーカップ「光へ」。そして、オシの帆船・カティーサーク号のイラストの付いたボーンチャイナ。ティータオルは、カティーサーク号の絵の印刷されたアイルランドリネンです。

teaTime1.png

今回のテーマでは、Copilotの制御に難しいものがありました。
スタイルは問題ないのですが、描く対象物の形状の指定が、厳しかった。テーブル等はおおまかに指定していますが、花の種類は指定していません。プロンプトが長くなりすぎるため、見合わせました。
それでも、返される絵の半分に、要修正箇所がありました。花瓶にティーポットの取っ手が付いていたり、テーブルクロスが破れていたり。以上は、今後の課題です。

花の色を指定してみました。

teaTime3.png背景の色を変えて、窓の外にも花を描いてみました。こうした細かい部分を指定する段階になると、クオリティの問題が露になり、プロンプト指定の難しさを突き付けられます。

クオリティを最優先とするなら、Illustratorで1から描く方がラクです。ティーポットやカップを自由にデザインでき、花びらの1枚の形や色や陰影まで細かく描くことができますから。ただし、何十倍何百倍もの時間がかかります。クオリティと制作時間のバランスを考えて、AIの使用範囲を考えていきたいです。

teaTime4.png

夜のティータイムを描きました。ティーカップをふたつにしてみました。花瓶は良い感じに出力できました。窓の外に、うっすらと映る、木立の影がほしいところです。別に描いてPhotoshopで合成したいですね。とりあえず、そのまま据え置きます。

teaTime5.png

ほぼイメージ通りの質感を出すことができました。とくに、花びらの質感については、かなり満足できる結果を得られました。

teaTime6.png

筆者の場合、科学技術系の図解屋のため表には出ませんが、イラストレーターとしてのキャリア自体は長く、なめらかな細い線で描くスタイルを確立しています。自分のスタイルで描くには、どのようなプロンプトを指定すればよいのか。絵を描いているというよりは、計算機が実行しやすい処理命令を考え、プログラムを文章で表現して渡しているような感覚です。

AIイラストを描くにあたっては、イメージを定めること、スタイルを確立することが、最優先ではないかとおもっています。それが曖昧なまま描くと、Copilotからの提案に従うことになり、主従が逆転する可能性があるからです。Copilotは、その名の通り、副操縦士。AIは、あくまで高速描画の有能なアシスタントとして傍に置き、操縦桿は、ヒトの手にある方がよいのではないでしょうか。

描くスキルのあるプロが、省力化したい。文様のような、計算機の得意とする処理は任せたい。クオリティを突き詰める前に、ラフスケッチを描きたい。絵の苦手なビジネスマンが、急ぎのプレゼン資料に使う絵を、サッと自作したい。そうした用途で使うには、「Image Creator from Designer」は、非常に効果的なツールです。

では、美味しいお茶でも飲んで、皆さん、良い週末を!

来襲は、ふたたび宇宙ギター!!今度はアコースティックギターのイラストを公開します。

描けたものを順次公開しています!掲載済みのイラストは、目次から。


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