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ヴィジュアル、サウンド、テキスト、コードの間を彷徨いながら、感じたこと考えたことを綴ります。

Copilot使用、AIイラスト。帆船とヨットと釣り舟を描きました。 ~ 絵と詩と音楽 (n) ~

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Copilot(Microsoft Edge / Designer の Image Creator」)を使って、イラストを描いています。

毎回、制作過程で気付いたことも書いていますので、これから作成する方々の参考になるかもしれません。

今回描いたのは、船です。

まずは、荒波の上を颯爽と駆ける帆船。
マストは(あえて3本ではなく)5本と指定してみました。カティサーク号は、いにしえの帆船の中で、戦闘に参加していないレアな船です。人を傷つけず、美味しい紅茶を運んでいたティークリッパー、商船です。引退した今は、マリタイム・グリニッジで展示されているそうです。
Copilotの助けを借りて、猛々しい波と、膨らんだ帆、勢いと動きのある線を描くことができました。

ship22.png

また、球形のイラストを描きました。古代の天球儀を駆ける帆船です。

ship0.png

天球儀のような絵もできたのですが、地図が正確かどうかわかりません。もし、これが試行錯誤中のサンプルではなく、業務ならば、確認が必要になるでしょう。Aiは、既存データをもとに判断します。そのデータの正誤や偏りに、全幅の信頼を寄せることは、現時点ではまだ困難でしょう。Copilotの返す情報のうち、何をどこまで採用するかは、イラストレーター側が判断するしかありません。

CuttySarkEarth.png

ヨットも描いてみました。静謐を湛える海に浮かべました。光の表現が肝です。
ようやく、サンプル画像ではく、イラストと呼べるものになってきました。

ship12.png

釣り舟も描いてみました。次のイラスト2枚は、天体を配置することで、地球のようで地球ではないような光景を表現しています。

shio3.png

shio4.png

初回掲載分の富士山同様、今回のイラストも、線の太さやハッチングで塗りを、曲線で動きを表現しています。

AIイラストといえば、色彩豊かで陰影にもこだわったリアルイラストが主流ですが、そうしたタイプのイラストを「描かなければならない」わけではありません。人間や未来的な風景を描かなければならないわけではありません。

Copilotは、万人に開かれています。プロンプト次第で、多様な表現が可能です。筆者は、筆者なりのスタイルで、ほかのテーマのイラストも描いていきます。明日は、楽器のイラストを掲載します。

描けたものを順次公開しています!掲載済みのイラストは、目次から。


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