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新年のあいさつ「あけましておめでとうございます」はいつまで使えるか

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あけましておめでとうございます。
今年も本ブログをどうぞよろしくお願い致します。

新年最初のブログ投稿です。

年末の「良いお年を」は12/30まで!~年末のご挨拶について の投稿に続いて、今回は新年のあいさつ「あけましておめでとうございます」がいつまで使えるのかです。

「あけましておめでとうございます」が使えるのは、「松の内」の期間と言われています。「松の内」は正月に飾る松飾・門松を立てておく期間で、関東は1/7、関西は1/15です。なぜ関東と関西が違う のかを調べてみました。
   
1月の別名が旧暦では「正月」で、松の内は1月15日まででした。
江戸幕府が寛文2年(1662年)に1月7日を以て飾り納めとする通達を発し、それが徐々に関東に広まったと言われています。

ビジネス上では、新年のあいさつは仕事始めの最初の1週間が目安といわれています。ただ、仕事始めが早い方々は、この挨拶を仕事始めから日が経ってから聞くと、なんとなく違和感を感じてしまいます。

新年のあいさつは、相手との関係性やその場面に依存することもあるので、必ずこうでなくてはいけないという決まりはありません。不安なら相手のあいさつに合わせれば無難です。なんとなく「あけましておめでとうございます」というのはそぐわない場面かなと思えたならば、「あけましておめでとうございます」はカットし「今年もよろしくお願いいたします」のあいさつだけでもよいでしょう。

また今年はコロナ禍で、出社したり客先訪問したりが無く、メールでのやり取りが新年最初のあいさつになるケースも多いと思います。その場合もきちんと時期を意識し、新年のあいさつを入れてくださいね。

メールに「あけましておめでとうございます」を機械的に入れて、同じ人に2度も新年のあいさつを送ってしまうことが無いように気を付けましょう!

さらに今年も取引先との信頼を築いていくために、メールには注意を払い、特に仕事始めまでに届いていたメールについては迅速な返信を!

過去記事 信頼が高まるビジネスメールシリーズその3~迅速な返信メール  も参考に。

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