みんな本気モード、合格レベルをあげる準備を~令和3年度秋期情報処理技術者試験の応募者数発表
令和3年度秋期情報処理技術者試験及び情報処理安全確保支援士試験の応募者数が発表になりました。
IPAホームページ
令和3年度秋期情報処理技術者試験及び情報処理安全確保支援士試験の応募者数について
さすがに、昨年コロナ禍初の試験に比べ増加はしています。
ではそれに対して合格率はどうでしょうか。IPAの統計情報をみてみると
各種別で、令和2年の合格率を見てみると()内は平成31年の春試験の合格率
PM15.1%(14.1%)
AU15.3%(14.6%)
DB15.8%(14.4%)
SC19.4%(18.9%)
ES16.0%(16.4%)
昨年コロナの影響で応募者が激減(前年比約ー40%~-50% SCのみ-25.2%)の中、どの種別も合格率が上がっています。
応募者が激減は、昨年受験控えの呼びかけがIPAからあったことが大きく、IT関連企業も従業員への受験推奨をしていなかったことも一因です。
つまり、「どうしても受験したい」「資格を取らなくいてはいけない」という本気モードの方の受験者ばかりだったわけです。それは、昨年から応募者数が微増の今年も同様です。
合格率が上がっている結果をみて、「合格しやすくなった」と捉えるのは間違いです。
むしろ、しっかり学習してきた本気モードの方々とあなたの答案が肩を並べるわけですから、あなたの答案が良い意味で光らなくては、ボーダーラインから合格ラインへ上がりません。
先日 午後の試験答案を読むのは「人」です で紹介した答案の書き方はもちろん、
採点者に、答案の質が他の方より「良く書けている」と思わせる答案を書かなくてはいけないということです。
本気モードの受験者は、しっかり過去問題を解き、参考書で答案の書き方を対策します。
まずは、基本は(これができるようになるのにも時間はかかります)しっかりおさえる学習を繰り返しましょう。
答案を書く上での基本については過去のブログでも紹介しています。
基本は以下のリンクからチェックしてくださいね。
試験では注意書きや案内書をきちんと読むこと~情報処理技術者試験