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WWDC Special Event Keynote等を見て

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今年はオンラインで開催された、Appleの開発者向けイベント、WWDCのKeynotePlatform State of the UnionExplore the new system architecture of Apple Silicon Macsを見ました。仕事もあるので、リアルタイム(録画だけど)で見たのは、さすがにKeynoteのみです。

Keynoteでは、iOSにAndroidのいいところを取り入れていくような改善を初めとして、いろいろな改善が発表されましたが、やはり一番はMacでのApple Siliconの採用です。ちょうど今使っているMacBook Pro (13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 ports)の買い替えタイミングだったのですが、半年強待つことにしました。初物はどうなるかわからないですが、面白そうですから。録画のためか、日本語字幕があったのが、日本人には親切でした。

Platform State of the Union、いつからこの言い方をするようになったのか知りませんが、おそらくState of the Union Addressからと推測しました。それはともかく、こちらはKeynoteに比べて、より技術者向けにAppleの各プラットフォームの変化点の概要が述べられます。今年は当然ながら、Apple Siliconにもっとも時間を割いていました。さらに、macOS Big SurはVersion 11になると明言していました。このついでに、Explore the new system architecture of Apple Silicon Macsを見た、と言うところです。

振り返ると、MC680x0系は1984年から、PowerPCは1994年から、x86は2006年から、と、意外にもx86は長かったのですね。

個人的な二番は、AirPods Proに追加されるSpacial audio。AirPods Proのセンサー情報を受けて、iPhone/iPadで顔の方向に応じた音が出るように処理します。これで思ったのは、技術力メーカーと処理能力のある本体と組み合わされると、単品製品は厳しいこと。カメラがまさにそれ。単なるユーザーとしては便利であるものの、他の企業がついていけなくなり選択肢が減っていかないか気になります。

ところで、Appleが意識しているかはわかりませんが、macOS Big Surのアイコンデザイン、neumorphismと呼ばれる手法に近いそうです。
macOS moving from skeuomorphism through flat design to neumorphism - designer

さて、来年のWWDCの開催はどうなるでしょうか。今年の方式はなかなか良かった感じがするので、このままオンラインになったりして。僕は一度も生では見れないうちに。

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