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壁ではなく坂にすればいいじゃない

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このタイトルではなんだかわからないでしょうけど、いわゆる「年収の壁」の壁です。そもそも年収に対する壁ならば、物価スライドすべきだし、特定の壁はそもそも制度を無くすべきとか議論になっているようですが、それはおかしい。そもそも壁は特定の制度だけでなく、保険や税金など収入に対して多数存在します。なぜ壁、つまり段階的変化にするのか? 線形でもn次曲線でも、徐々に負担が増えるようにすれば、前より手取りが減る、なんてことが起こらないようにできるだろうに。

僕も何年か前、たまたま評価が良かったときに、年収が本当に僅かに壁を超えてしまい、実質年収減になったことがあります。馬鹿らしい制度と思います。

もちろん、このようにすることはシステム改修のコストがかかります。でも、今の税制も保険も全て段階的負担になっていて、もはや自動計算する時代に適した制度ではありません。

ここでぼやいても影響度は低いでしょうけど、ぼやいてみました。

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