マイナンバーカードを更新したら
先日、10年の期限が切れたマイナンバーカードを更新し、受け取ってきました。更新通知が届いたのは先月初め。すぐにオンライン手続きをして、受け取り可能になったと葉書が届いたのが先月末。受け取りの予約手続きをして、横浜市区役所へ受け取りに行きました。あらかじめ暗証番号等は作っておいたので、受け取りと返却手続きをして、5分くらい待たされ、暗証番号等の設定をしておしまい。簡単でした。
帰宅してから、iPhoneに登録していた古いマイナンバーカードを削除し、新しいそれを再登録。これも当然、簡単でした。
さて、改めてマイナンバーカードを見ると、本体はあまり変化ないようですが、一緒に渡されるカバーが変わっていて、マイナンバーの目隠しがなくなっていました。なぜか、性別と臓器提供意思の署名の目隠しは残っています。非常に気に入らないので、たまたま残っていた古いカバーを使います。
政府は、当初はマイナンバーの秘密保持を訴えていたのに、マイナンバーの利用範囲の拡大に伴い、緩くなった記憶があります。
そもそも個人を特定できる情報は必要最小限の共有にすべきなのに、それが堂々と印字してあることが変。来年くらいから変わる予定のマイナンバーカードでも相変わらず印字するようですし。
政府は、マイナンバー制度とはで、 法律に規定があるものを除いて、マイナンバーを含む個人情報を収集したり、保管したりすることを禁止 と言っていますが、一方で、よくある質問:マイナンバー(個人番号)についてのA2-4にあるように マイナンバーは原則として生涯同じ番号を使い続けていただき、自由に変更することはできません。 です。官公庁には禁止は有効でしょうけど、民間の悪意を持つ人には意味がありませんし、万一悪用されたとしてもそれを知る術がありません。つまり、自分たちでできるだけ漏れないようにするしかないのに、目隠しを止めるとは。