毎年恒例のApple WWDCのKeynoteとPlatforms State of the Unionを見て
毎年恒例。僕はいつまで見るでしょうか?
さて、まずはKeynote、1時間44分。
例年通り、Software Engineering担当Senior Vice President Craig Federighi氏の演技含めたプレゼンテーションは素晴らしかったものの、単純にワクワクする発表は少ない感じです。着実ともいえますけど。今年は昨年のwatchOS 10のピーナッツの文字盤のような新機能は無いし。
それにしても、Appleに限らず、Googleにしても、AIの応用はワクワクしないのでしょうか。純粋な効率のような話が多いからかも。なお、Appleオリジナルの発表はArtificial Intelligenceとは言わず、ひたすらIntelligenceでしたが、なぜか日本語字幕は人工知能。Apple Intelligenceは、新技術の先頭を切らないAppleらしい、確実に使える組み込みのように思います。残念ながら当分日本では使えず、とても楽しみですけど、いつ使えるようになるでしょうか。
これを書いている時点では、日本のAppleのWebにはiOS 18等の機能はありませんが、本国のWebには情報が出ています。映像より、こちらの説明の方がわかりやすいと思います。iPhone mirroringは単純に便利そうです。
次に、Platforms State of the Union、1時間6分。こちらもIntelligenceの時間が長く、特に開発環境の支援が多かったのが印象的でした。また言語のSwift 6にはData-race safety (データ競合保護とでも訳すのが正しいでしょうか)が追加されるそうで、まさに最近の言語トレンドでしょう。
そして、またPassword App等によりSherlockedされるアプリやサービスがたくさんあるようです。
ところで、上記の映像は、いずれもDeveloperアプリからも見れます。初日は「コンパイル中」とか表示されて見れませんでしたが、一晩明けたら見れるようになっていました。WWDCの他の映像も容易に見れて便利です。いろいろ見ていたら、使いも開発もしないCarPlayが興味深いので調べるつもりです。