iPhoneで電子書籍を読む
2月にiPhoneで電子書籍で読んでいることを紹介しました。狭い画面で読む気がしない人もいるようなので、実例で紹介しましょう。
まずは、Apple純正アプリのiBooks。しかもStoreで配布されているEPUB形式の場合。以下はWinnie-the-Poohですが、画面にあわせて流し込まれるため、問題有りません。
文字を等倍で表示すると次のとおり。iPhoneだと皆さんがPCで見ているの比較しておおよそ半分程度のサイズです。
iBooksにはPDFを表示する機能もあります。以下はAppleが配布しているXcode 4 Transition Guideから。
さすがに1ページの表示はきついです。ただし、以下の等倍表示通り、なんとか読むことも可能です。
しかし、さすがに辛いので、次のようにiPhoneを横置きした上に、ダブルタップして拡大しています。
上と同じ箇所を等倍で表示すると次の通りで、読める雰囲気をおわかりいただけるのではないでしょうか。
ところで、この文書は、AppleはHTMLでも公開しています。ただ、通信を必要とすることと、読んでいる位置の記憶に課題があり、今のところはPDFで読んでいます。なぜか、Appleは開発ドキュメントは一部しかEPUB化してくれていませんし。
Amazon.comのKindleも画面にあわせて流し込まれるため、問題有りません。
最後は、雑誌の例。Fujisan.co.jpから販売されている電子雑誌、Bikers Stationの1ページです。
これで読むことはしていませんが、以下のようになんとか文字も表現されています。自分の読みたい記事まで飛ばして行く時はこれで十分。
実際に読む時は、以下のように適度に拡大しています。なお、この画像の文字は編集で意図的にぼやかしています。
こうすると、文字は次のようになります。元が画像のようで、拡大でぼやけてしまうのが残念です。
このように、僕にはiPhoneで本や雑誌を読むことは全く問題なく、持ち歩きには便利なので、最近はほとんどそれになってしまいました。ただ、ページに分かれ、レイアウトが固い印刷物の形式は読みにくいので、EPUBのような形式にしてほしいものです。