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【年末年始ブックマラソン】『マーケットと儲けのネタをヒモづけよう!ビジネスマンのための「儲かる発想」』

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ブックマラソン八日目。

『マーケットと儲けのネタをヒモづけよう!ビジネスマンのための「儲かる発想」』

以前、電子書籍で安くなってたのをちょっと読んだら面白かったので紙の本を探しました。
もう新刊は手に入らないようで、中古本を買いました。

デザイン事務所を営みながら、アイデアビジネスを展開している鳥井さんの著作。
彼が過去に実際に発案してビジネス化されたアイデアをはじめ、執筆時の思いつきアイデアを交えながら、ビジネスアイデアを考えるコツを披露しています。

他の「アイデアの出し方」についての本と異なるところは、ガチでビジネスの現場に直結しているところ。

アイデアビジネスというのは、自分の考えたアイデアを売ることにほかならないのですが、
・アイデアを元に自分が主体で商品化して販売まで行う。
・製品(サービス)まで作りこんで、販売だけ代理店にやってもらう。
・アイデアのみを他社に販売する。
主にこの3つのパターンが考えられます。自分のビジネス規模の大きさによって、どれを選ぶかということですね。

鳥井さんはどのパターンでも展開をしていますが、どれであっても一番重要なのは、

このビジネスで相手(パートナー)がどれだけ儲けられるか?を最優先する。

という点だと繰り返し説明されています。相手が儲かれば話はどんどん進む、結果売上げも大きくなって結果的には自分の取り分も多くなると。
確かに、アイデアだけパクって知らん顔を決め込む会社も世の中にはたくさんあるとは思いますが、そういう相手はその時点で切ればいい、アイデアのコストはゼロなのだから。

なるほど。
すばらしい開き直りですね。賛同します。

そんなことを心配している暇があったら、思いついたことをどんどん提案しなさい、行動に移しなさいと鳥井さんは言います。
「でも提案する、売り込むったって誰に?知らない会社にどんなツテで?」
そう思われる方は多いと思いますが、今はソーシャルがあるではないですか!
そこで知り合った、信頼できそうな関連業界の方や、顔の広そうな人にまずは相談してみればいい。

そもそも何のためのソーシャル人脈か?という話ですよね。
世の中には、ソーシャルメディアというものを「見込み客のプール」のように想定して、平気な顔をして釣り糸を垂れている人がいますが、それはちょっと違うと思うんですね。
むしろこういうことを相談できる、「仲間と出会うためのツール」と考えたほうが、スムーズだし実際の効果も高いのではないか?そう思うのです。というか実感しています。

さて、話は戻りますが鳥井さんの言うビジネスアイデアの最終形とは、「誰もが損をしない仕組みを作り上げること」。
よくWIN-WINなんて言葉が使われますが、あんなの所詮「あなたとわたしだけが得をしますよ。どうでっか?」という意味でしかありません。
内容を聞いてみると、その先のエンドユーザーさん、また仕入先さんのことは知らん顔のモデルのなんと多いことか。

それでは当然のことながらうまくいくわけがない、ということですね。

そうそう、先日J!NSというメガネ屋さんに行ったのですが、そこで少し思ったことをちょっと書かせてください。
どなたもよくご存知のように、おしゃれなメガネがものすごく安いことで有名なお店です。しかも速い!
検査して、レンズを加工して出来上がるまで、前に待っている人がいなければ、1時間以内。革命ですよね。

最近では、J!NS PCという、各種LEDモニターからのブルーライトを軽減するという新しい市場を掘り起こして、目の悪くない人まで巻き込んだ大ヒットを飛ばしています。

さて、そんなよくできた販売システムを持っているJ!NSさんなのですが、お店が混んだ場合はやはり待ち時間はどんどん長くなるわけです。
検査をするまで1時間待ち、注文してから出来上がるまで2時間待ちとか。
会社の近く、家の近くだったら時間はつぶせますが、そうでない人にはどうにもならん中途半端な時間。
当日の受け取りは諦めて、もう一回来るなどの手間が発生してしまいます。

伺ったお店は、カフェと雑貨店を併設して、時間をつぶしてもらえるようにしていましたが、男性客などは興味ないかもしれません。

そもそもメガネがとっても安いのです。普通なら数万円かかるのが数千円で買えてしまうので、多くの人が「1万円浮いた!」とか思っているこの状況ってすごくないですか?
本屋さんとのコラボとか、ショッピングモールへの出店(もうたくさんありますけどね)とか、その待ち時間と購買意欲を生かしたアイデアはたくさん出てきそうです。
ただ、いつも待ち時間がかかるわけではありませんからね。ここで「すべての人が損をしない仕組みになるか?」腕いや、アイデアの見せ所になるのでしょう。

こうした、顧客の立場になって、不便を感じたときに、当然アイデアは出やすい!
今までは見過ごしていたことも、こういう視点で考えれば、アイデアビジネスのきっかけになるかも。

ということで、手帳を持っていなくてもいつでもメモできるように、小さなメモ帳買いました。(笑)
さて2013年、ひとつでも世に出るアイデアは生まれるでしょうか?

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明日はこの本にします。
年末年始ブックマラソン最終日。何とか通すことができそうです。
いつもとはちょっと違う冬休みが過ごせました。感謝!

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