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小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

【伝わらない】でも、めげちゃいけないことを巨人に教わる。

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あ、巨人と言ってもジャイアンツのことではありません。

国内トップペンメーカーのパイロットさんなのですが、まぁ、順番にお話しさせていただきます。

例によってわたくし、クラウドファンディングにチャレンジ中でして、もう4回目になります。

これまでの3回は、幸運なことに最初の1日~2日で目標額を達成することができ、その後も伸びて300%~600%という着地になりました。

ですから今回も、何とか早めに100%に到達して、どんどん支援者様の輪を広げたいなと思っていたのですが、非常にゆっくりなペースで推移しておりまして、まだ100%に到達しておりません。

こういう事実を目の当たりにしますと、企画がいけないのか、告知が下手なのかといろいろ考えてしまいますが、いつも思い出すのが、パイロットインキ(パイロットさんのインク部門の関連会社)の大久保さんの言葉です。

大久保さんはあのフリクションの育ての親と言っても過言ではない方(だと自分は思っているのですが違ったらごめんなさい。)で、全国を飛び回って展示会や店頭実演販売など、消せるボールペンの告知活動をされています。

フリクションが発売されてもう何年もたって、わたくしなんかは「もう日本中のほとんどの人がフリクションは知っているよね。」と思っていたころ、大久保さんは恵比寿の有隣堂さんで実演販売をしていました。

個人的に大久保さんのマシンガントークが大好きなわたくしは、現場で見学して、その後すこしお話をさせていただきました。

「もう、フリクションの知名度はすごいんじゃないですか?」

「いやいやいやいやいやいや、まだまだですよ。若い方はかなり知っている方が増えてきましたけど、年配の方はほとんどご存知ないです。」

「実際にどれくらいの割合なんでしょうね。」

「こういう文具売り場にいらっしゃる方、つまり日頃から文具に興味があって、文具屋さんにいらっしゃる方で、50%から60%じゃないでしょうか。だから、日本全国で考えたら、まだまだ全然知られていません。まだまだ足りないです。やることいっぱいです。」

唖然としました。というか、もうショックですよね。こんなに知名度のあるブランドを売ってる方が、「まだまだ」とおっしゃっているわけです。

いつも、自分の商品やサービスがなかなか伝わらないで、めげそうになりますが、いやそれ違うだろうと。

何をしょぼくれているんだ、そんな暇ないだろうと。

フリクションのような平成を代表する大ヒット商品でさえ、「まだまだ足りない」のです。ちょっと告知しただけで反応がないといじけるのは、本当に情けないというか、恥ずかしいことだなと痛感しました。

ですから、全然伝わらないなーと思っても、諦めない。しつこく続けます。

昨年、おかげさまでスマッシュヒットになりました「錯視トリックノート」も、ネタ一発の商品だから、すぐに飽きられるだろうと一時期は思ったりもしましたが、大久保さんの言葉を思い出して、日本全国にはまだまだ知らない人がたくさんいるはず(実際にいますよね確実に)だから、もっとがんばって、そして工夫して、最後のひとりまでお知らせを続けなければいけない。最近はそう思って、継続して売れるにはどうすればいいのか、試行錯誤をしています。

話は戻りますが、大福帳プロジェクト。もし企画がイマイチで多くの方に刺さる商品ではなかったとしても、この広い世の中には「これいいなぁ」と思ってくださる方は、まだまだたくさんいるはずなのです。

そう心に念じて、業務に戻ります。

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