【妄想してみた】クラウド図書館ってどうでしょう。
旅する本に関するアプリについて、同じテーマで連続で記事を書いております。前回はこちら、前々回はこちらです。
前回、本を旅立たせたところまで書きました。
要は、自分の本に固有のタグシールをつけて誰かにリリース、その本がどうやって旅していくか?その中でいろいろ交流が生まれたら楽しいね!というアプリなのですが、そもそもどんどん旅していくかどうかは誰にもわかりません。
もちろんそこは開発者さんもよくわかっていますので、あくまでβ版のβ版という感じで、これからどんどん機能を足す、もしくは進化させていきたいそうです。という前提で、こんな機能もあったらいいなーという妄想です。
自分の本で、旅というよりは図書館に寄付していろんな人に読んでもらいたいなというのがあったとします。そしたらタグシールを貼って、登録。
するとそれはクラウド上の「図書館」にどんどん蔵書としてアップされていくわけですね。ただ、本にはそれぞれオーナー(というか今手元に持っている人)がおり、だれに貸す(というか送る)かはその人が決定できると。
もちろん、そのオーナーの手持ちの本は、一覧で見られるようになっている。
さて、別の人がある本を読みたいと思い、クラウド図書館で検索すると、あるオーナーのところにあることがわかったと。そこで「それ送って」とリクエスト。
リクエストされたほうは、その相手の手持ち本一覧を見て、「これと交換ならいいな」というものがあったらOKを出して、お互いに本を発送すると。
送ったのに相手が送ってくれない!という時は本部の審査部にクレーム、発送を忘れてないかリマインド通知したり、ひどい場合はアカウント停止できるみたいな仕組みになっている。まぁ、そもそもフェイスブックアカウントでのログインであれば、そうそうおかしなことはできないんじゃないかと思いますが。(取り扱うのはたかだか中古本ですし)
本を検索したら複数のオーナーが出てきた場合は、手持ちの本のバラエティで相手に「選んで」もらうわけですね。
わたくしなんかはこんなシステムあったら便利で仕方ないですけども、中古本屋さんを含めた書店さんはやはりいい顔しないかな?しないですよね。
わかんないですが、こうして本の選定にかける時間が増えることによって、どうしても手に入らない本なども増えて、それはやはり本屋さんで買おうとか、そういう流れも出てくるような気がしますが甘いでしょうか。
新しいものが社会に広がっていくためには、それによって泣く人を少なくしなければいけません。それこそ三方良しみたいな仕組みを作りたいといつもいろいろ考えていますが、なかなかそういうものは思いつきませんねー。
まぁ、今後もしばらくはこのアプリについては、ない智恵しぼって考えたいと思っています。m(_ _)m