7割強の方が「プロジェクトマネジメントはやりがいがある」 @ PMConference 2008
PM Conference2008で私が講演したセッションの冒頭で次の質問をした。「プロジェクトマネジメントはやりがいがありますか?挙手でご回答いただけるとうれしいです。」7割強くらいの方が手をあげてくださった。会場に集まった方々の7割以上の方がやりがいを感じているというのはすごいと思う。正直なところうれしくなって顔がニヤけてしまった。また、回答くださったかたでこれを読んでいらっしゃる方がいるかもしれないので、この場で御礼申し上げたい。ありがとうございます。
実際には「やりがいはあるけど手を挙げるのは、ちょっとなぁ」という方もいらっしゃったのではないかと思う。逆に「やりがいは感じないけど挙げてやろう。」という方は少ないのではないだろうか。そう、(こじつけかもしれないが)プロジェクトマネージャはやりがいのある仕事なのだ。私もPMはやりがいのある仕事だと思う。
私の講演は計測を使って開発メンバとの合意形成を目指すという内容で、まずは開発メンバから、そして、次のステップとして顧客やユーザも巻き込むために計測を使えないだろうかというものだった。カンファレンスを企画されている佐藤編集長からも「今回のカンファレンスのど真ん中のテーマです」と言っていただいた。「メンバとの合意形成に困るかもしれない方?」という質問には「やりがいがある」と回答いただいた方ほど多くの回答はなかったが、参加者の方に、このブログと同様に何らかの気づきを提供できていたらこれほどうれしいことはない。
講演スライドには、このブログのエントリから作ったものやスライドにあったものをエントリにしたものがあった。以下はその一部だ。挙げてみると結構、資産化できていると思う。
- その提案の強みは?
- エンピリカルとは
- ソフトウェアのライフサイクルマネジメント - トラブル後は検討のタイミングかも -
- 4/10のエントリで触れた内容が新聞記事に
- 計測で敵を作っていませんか?
- バグ票の公開範囲を広げると何が起こるか
- ソフトウェア/システム請負開発の接客業的側面
- 世界3大nearshore圏(近距離のオフショア圏)
- ガラス張りの意思決定とでもいうのだろうか
- nearshore開発
- プロジェクトルールやプロセスでどこまで縛れるか?
- ITシステムのソーシングアドバイザとは
- salesforceの基調講演 - 妙に納得させられたこと -
- 「Where2.0時代におけるリアルタイムプローブ情報の活用」公開デモ