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技術で勝って、商売で負けていませんか?

農業従事者の評価はどうか?

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farm02.jpg筆者の持論ですが、世の中のあらゆる職業に携わる人たちと比べても、農業従事者への評価は最も高く維持されるべきであり、それに見合った高収入を得るべきです。

大袈裟なはなし、オリンピックで金メダルを獲得した選手よりも高い評価を得るべきとまで考えているのです。

少々大袈裟でしょうか?
筆者はそう思いません。
そもそも農業従事者に対する評価や収入が低過ぎるのです。中でも特に収入については市場原理が働きますので農家自身が収入が増えるように頭を使わないといけないことは事実ですが。

耕作放棄地は増え続け、農家の平均年齢は上がる一方で、後継者がいないなどの経営的な悩みを抱えている農場は数字に表れていないだけで、相当な数になりそうです。

確かに農家に対するイメージは、筆者が学生だった頃と比較すると、雲泥の差があることは時代の違いを強く感じます。
現代は、就職活動を行っている女子学生が農業法人が開催する説明会に多くエントリーするようになったことが、取り巻く環境の変化を思わせてくれます。
昔では考えられなかったことです。

いずれにても、農作業は大変であり、シニア以下の年代の人たちが担い手として登場してこないのには理解できてしまうのです。

農家にとっても、生活がかかっているのであり、あまりにもつぎ込んだ労力などのコストに対して、市場での売価が低く抑えられるようでは、農場を手放して農家の仕事を止めてしまうのでは、といつも筆者は心配しています。

まだ国会決議が終わっていませんが、TPPが実際に発効されて動き出したら国内の農家はどうなってしまうのか、内心は大丈夫だと思っていてもやはり気になってしまうのです。

やはり農家はもっともっと報われないといけないと思っているのです。








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