宇多田の時代は再び来るのか?
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経済の低迷、それも成長率の低さ・弱さが指摘されている我が国ですが、リーマン後はやくも8年が経過してもなお戻りは鈍いようです。
近年の日本経済でピークだったのは、2007年5月だと私は思っています。
理由は、同年8月に発覚したパリバショック(サブプライムローンショック)以降、翌年9月のリーマンショックにかけて雪崩を打つように世界経済は沈み込んでいく訳ですが、07年8月以前からすでに兆候は現れていたからです。
当時は宇多田ヒカルの全盛期でした。
1998年にAutomaticでメジャーデビューした彼女のその後の勢いは知ってのとおりですが、今でも私の外国人の友人とSkypeで話していてAutomaticの話題が出るとその場で踊り出すくらいの印象度の強さだったのです。
宇多田のピークも我が国経済と重なり、2007年にかけてであったように思います。
2008年も楽曲の発表はあったのですが、悲しげ・せつない歌が増えてきていました。
私個人的には、Goodbye Happinessが好きでした。メロディーは楽しいのですが内容はやはり哀愁が溢れていました。途中に間を空けて2010年のリリースだったことは引き続き当時の時代背景を考えると内容との合致にうなずけます。
いずれにしても、彼女が駆け抜けた時代には日本や世界を見渡しても非常に勢いがありました。
いい時代だったのです。
もうあのような時代は到来しないのでしょうか?
一部では今後、二度と景気は良くならない、という厳しい指摘があります。
ところが筆者はあえて否定します。
景気の復活は可能です。
ただし、以下の条件付きで。
日本にとって
- 人材の流動性の実現(終身雇用制度からの次の制度へ)
- 外国人の受け入れ
- 農業から立て直す
- 大企業の力量ダウン→中小企業の時代へ
世界にとって
- 国家1つ1つの安定
- 環境破壊、飢餓、水不足、テロに足並みを揃えて対処
- 強過ぎるグローバル企業の力量抑制
まだまだ書きたいことはありますが、今日はこの辺で。
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