子供の数について
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総務省は、こどもの日にちなんで、毎年恒例の4月1日現在の子供の数を発表しました。
それによると、
子供の数(15歳未満人口)は、前年に比べ15万人少ない1605万人となりました。
これは昭和57年から35年連続の減少となり、過去最低となったのです。
男女別では、男子が822万人で女子が782万人となり、男子が女子より40万人多く、女子100人に対する男子の数(人口性比)は105.1となったのです。
人口動態は、疫病の大流行(パンデミック)がない限り、もっとも正確に将来を見渡すことのできるマーケティングに使える要素であり、筆者も成人の日に発表される新成人の数、敬老の日に発表される高齢者の数と並んで、過去と同様に今回の子供の数にも注目していました。
子供の数の減少に一向に歯止めが掛からないのは、予想通りでした。
先進国においても総人口に占める子供の数の割合はもっとも低い数値が出ており、とにかく国力が毎年少しずつそぎ落とされているような思いです。
このような状況にも関わらず、移民の受け入れなどの具体的な対策が打たれていない現状は、ただぼっと減る一方の子供・若年層・労働の各人口を眺めているだけ、という状態と言えます。
筆者は、もっと積極的な少子化対策を政府に期待しています。
今でも一番有効な策は、共働き世帯の支援や女性の子育て支援だという意見に変わりはないのです。
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