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連ツイ転載(4)あるいは、仕事が好きなの嫌いなの

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★もやっとしているなら連ツイだ
先日の連ツイはとても個人的なテーマで、仕事に関する、僕自身の感情について。

「新書で名著をモノにする 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』」という本を読んでいたら「じゃあ、自分が仕事にいそしむのはなぜ?」というテーマで考えてしまった。
常々、自分の仕事観については自分で不思議に思っていたので、なにかヒントを考えつくかも、と思って連ツイしてみた。

★仕事が好きなの嫌いなの?

1) 今日の連ツイは恐らく結論が出ない、チラシの裏的ツイートになる。「あなた、仕事好きですか?」への僕のまとまらない感情について。
これが「今の仕事(職種)好き?」という問いなら話は速い。数ある仕事のなかで、今の仕事は好きというか、天職に近いと思う。向いているし、好きだ。

2) どれでも選んでいいよ、と言われたら、女風呂の番頭とかそういうネタ系を除けば、たぶんまたコンサルタントを選ぶ。次点は学者かリクルート社員か商社。ちなみに学生の時はコンサルタントになる気は全くなかった。それはまた別の話。

3) 僕が戸惑うのは、そうじゃなくて「仕事好き?」という問い。
第一に浮かぶ回答は「いや、全然」。毎朝仕事に行きたくない。日曜の夜はブルー。全てがめんどくさい。よくヴィジョナリーカンパニーとかに「毎朝会社に行くのが楽しみでしょうがない」みたいな経営者の話が乗ってるけど、異星人かと。

4) ただ、実際仕事にはあまりサボらずに来ている。カネのために働いているのなら週休4日くらいで、慎ましく生活した方がニーズにはあうが、そんなことをする度胸もない。しかも、主体的に仕事を自ら考え、より良くしようと努力している。多分はたから見たら「凄く仕事が好きそう」に見える。

5) 働き始めてもう15年経つのだが、この2面性(働くのが嫌いだが、一生懸命イキイキと働いてしまう)は、自分についての最大の謎になっている。
気づいていないだけで、本当は働くのが好きなのか?ただの資本の犬なのか?仕事を通じた自己実現の中毒なのか?
さっぱり分からない。

6) ものの本を読むと「なぜ人間が働くのかは、永遠の謎だ」とか「人間が何者かは、どんな働き方をしたかで、事後的に定義される」とか書いてある。
よろしい。そうかもしれない。でも、好きか嫌いかくらい自覚できたって良さそうなものじゃないか。

7) 100%嫌いだと自覚したら、働くのが辛すぎるので、ぼやかして認識しているのだろうか(神の配慮?)?
実は仕事が好きだと自覚したら、長年のアイデンティティに齟齬を来たすからだろうか。(例えば20年間勉強が嫌いだった。それが自分だと思っている)

8) えーと、すみません。やっぱり書いててもどこにもたどり着けませんでした。のでオチなし。
お暇でしたら、あなたが仕事が好きなのか嫌いなのか、それはなぜなのかを教えてくれたらうれしいです。

9) 好き嫌いは別として、仕事を一所懸命やって来てよかったんだろうな、と事後的には思います。仕事によって人格が形成されたのも自覚してるし。でも、嫌いなものは嫌いなんだよね。
もう働かなくてイイよ、と言われたら、どうすんだろ、俺。少なくとも1年くらいは寝て暮らして、そっから考える?

10)最寄駅についてから思ったんだけど、僕にとっての仕事って、自転車に似ている。坂道登っている時は苦しくて、なんでこんな事やってんだろ、と思うけど、トータルとしては嫌いじゃなくて、より向上する為に色々努力してしまう。
こういう二面性があるものにこそ、惹かれるものなのかもしれない。

★仕事には喜びが
何人かのフォロワーから、この連ツイに対してリプライをもらった。
・仕事大好き!みんなで成果を求めるところが
・あの仕事は好きだった、あっちはちょっと・・
・人は今していることを好きになる。仕事も。
・ルーティーン嫌いだが、人と絡み合いである仕事の中身は好き
などなど。

総じて「トータルとして仕事が好きかはともかく、仕事の局面局面には喜びがかくれている。それは大切なものだ」という感じだろうか。

そう、仕事に喜びがたくさん隠れているのは間違いないんだよね。そして、毎日電車に行って仕事をするのが好きじゃなくても、隠れている喜びを増やすことはできる。

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