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PC出荷台数(3Q'12)~Lenovoトップに~

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"Gartner Says Worldwide PC Shipments Declined 8 Percent in Third Quarter of 2012 as the Market Prepares for the Launch of Windows 8"でGartnerから3Q'12のPC出荷台数が発表されました。そこで、いつものグラフを作成してみます。

■PC出荷台数シェア

■PC出荷台数前年同期比

(出典:Gartner)

3Q'12はまたマイナス成長です(過去のデータを見ると3Q'11が前回よりも増えているけど)。

3Q'12の特徴はやはりLenovoが長期間トップを維持していたHPを逆転したことです。IDCのデータでは、僅差でHPがトップだったことを考えると両者の差は非常に少ないのでしょう。

Acerの大きくシェアを奪ったときは、HPに届くのではないかと思ったものですが、HPを逆転するのはLenovoだと誰が予想できたでしょうか。

スマートフォン・メディアタブレットの台頭とWindows 8が4Q'12に控えていため、3Q'12はマイナス成長になることはほぼ確定でした。4Q'12はプラス成長はほぼ確定しています。ここでどこまで伸ばすことができるかがPC市場の今後を占うことになります。

"2012年の世界PC出荷台数、11年ぶりに前年割れ──iSuppli予測"にIHS iSuppliがマイナス成長を予想を発表しました。

Gartnerの1Q~3Q'12のPC出荷台数は2.64億台です。IHS iSuppliは2012年トータルの出荷台数を3.49億台と予想しています。このため、4Q'12が0.85億台となります。

Gartnerは1年前に出したデータでも変更があります。更新されたデータとしては1Q~3Q'11の合計が2.70億台と発表しています。2012年は現時点ではマイナス成長です。

Windows 8の登場で回復はありえます。ですが、4Q'12の回復で現時点のマイナス分をカバーでるか分かりません。Garterは2011年のトータルを3.52億台と発表しています(4Q'11の更新データがないのでなんとも...)。このため、4Q'12で0.9億台に到達すれば年間プラス成長になります。

ですが、iPad miniの登場が噂されていたり、Androidタブレットが登場していたりとデバイスの選択肢は増える傾向がある中で、PCを必須とするユーザがどの程度いるでしょうか。また、Windos RTはPCに換算されない場合(私は換算しないと考えています)は、Windows 8の登場がPCの起爆剤にならない可能性もあります。

このため、IHS iSuppliの予想通り2012年はPCはマイナス成長になるのではないかと考えています。

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