AMDのAPU新製品に関する勉強会に行ってきました
AMDのAPU新製品に関する勉強会に行ってきました。APU新製品とはまぁ、"秋のAMD祭り ~新世代APU発売(前)記念イベント~"になります。
APUの新製品に関しては次回のエントリで紹介するとして、いろいろと面白い話がありました。
省電力に関しては内蔵と外付けのGPUで連携を取ることで非常に消費電力を減らすことができるそうです。勉強会では開発機でデモが行われました。開発機は以下のものです。
この開発機で外付けGPUを搭載しても通常では消費電力を削減したりできているようです。この機械的にAPU新製品を搭載したものですが1年前のものだったようです。
CPUにGPUを搭載するのはすでにいくらかのメリットがありますが、やはり省電力は重要なものでしょう。昨今のCPUはTurbo coreのように消費電力余っていれば周波数をあげることはよくあることです。APUはCPUとGPUの使用頻度をよって振り分けやすいでしょう。
メディアタブレットや薄型ノートPCの登場で省電力はもっと重要度があがることでしょう。
また、ヘテロジニアスマルチコアにも勉強会で説明がありました。
今までの歴史としてCTM~Brook+~OpenCLときてgDEBuggerでデバッグのしやすさに関して説明がありました。
OpenCLのデバイスを確認するのにclinfoがありますが、それを実行するとCPUとGPUの両方が出てきます。これの性能の違いを見てみるとNBody.exeの実行がデモで行われました。AMD APPを入れればサンプルがあります。
C:\Users\KIYOSHI\Documents\AMD APP\samples\opencl\bin\x86_64
コンソールで移動後にNBody.exe -hを投入するとヘルプが表示されます。
ここでNBody.exe --device cpuとかNBody.exe --device gpuとか投入すれば、各デバイスごとにN-bodyのデモが行われます。
CPUとGPUを選択できるため性能差がはっきりと見えます。やっぱりこういうのはGPU速いなと思いますし、CPUにGPUを搭載するAPUはやっぱり正しい方向だなと思うのです。
質疑に関して1つだけさせてもらいました。HSA FoundationにQualcommが入っていないのはなぜか?と身も蓋もない政治的な質問させてもらいましたが、納得がいく回答をいただいた後に落ちがとてもすごかったです。書けませんが...