CEATEC Japan 2010の感想
CEATEC Japan 2010に行ってきました。会場の幕張メッセが仕事場に近いため10/7の10時(夜勤明けなのでずる休みして行ったのではありません)ぐらいから行ってきたのですが、結構人がいてあまり見れませんでした。
今回の目玉はメディアタブレットと3Dディスプレイでしょうか。後者に関しては私はあまり興味がない(テレビをまったく見ない)ためシャープの製品だけ見ましたが、裸眼での3Dに関してはは私は感動するほどではありませんでした。
前者のメディアタブレットはシャープのGALAPAGOSとSamsungのGALAXY Tabを見てきました。
・GALAPAGOS
・GALAXY Tab
両者とも実機が多くあったにも関わらず、人だかりができて順番待ちさせられました。それぐらい期待されているのでしょう。出版不況のご時勢ですがメディアタブレットがカンフル剤になりそうな感じもします。早く製品が出て、どの程度新刊がサポートされる興味があります。
メディアビューアーとしてスマートフォンのサイズと距離感は立って使う分にはある一定の完成度はあると思います。ですが電車で座って使う場合はスマートフォンのサイズは若干小さいのではないかと思います。とは言っても、iPadの10インチクラスはでかすぎます(10インチクラスが許容されるのは、机があるケースではないかと)。
両者の間の大きさ(5~7インチ)こそ長時間電車に乗らないといけない社会で最もベストなサイズではないかと思います(座れればですが)。このため、のGALAXY TabやGALAPAGOS(小さいほう)は早く製品が出て欲しいものです。期待しています。
後気になっていた東芝のdynabook AZを触ってきました。
キーボードは良いですね。速度を見るとためにJavascriptベンチサイトでもアクセスしようかと思ったのですが、ネットにつながっていませんでした。残念。
それと富士通の次世代スーパーコンピュータ「京」に関する筐体がおかれていました。
ボードを見てちょっと驚きました。冷却はファンじゃないんですね。知りませんでした。ついでに、「京」に搭載されるシステムボードを組み立てているのは私の実家の近くです。おかげでめっちゃ親近感がわきましたよ。
メディアタブレットの人気を見ていると2010年後半の登場するメディアタブレットの製品群は失敗しないのではないかと思われます。電子書籍がクローズアップされていますが、Kindleの様に用途が限定されていないメディアタブレットは、電子書籍のコンテンツの出来次第で成否は決まらないと思います。総合的なメディアビューアーを売りにしても良いように思えますが。
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