ChromeがGreasemonkeyをネイティブでサポートするというので試してみた
「Net Applicationsのブラウザシェア調査結果をChromeの拡張機能を使ってを取得する」にも書きましたが、「SPEC CPU2006をGreasemonkeyで取得する」で作ったGreasemonkeyスクリプトをChromeの拡張機能に移植しようかと思っていたのですが、Chromeでもそのまま動くというので早速試してみました。
ソース置き場にあるspeccpu_list_.user.zipをダウンロードして解凍するとspeccpu_list_.user.jsが出来上がります。これをChromeにドラッグアンドドロップしてください。
Chromeの拡張機能のファイルであるcrxと同じ表示です。ここは続行で。
ここも同じように"インストール"をクリック。これで準備万端です。
その後に、CINT2006 Ratesのページにアクセスすると、取得ボタンが出てきます。
"start"を押せば収集開始します。
移植作業をせずにChromeで使用できました。やった!Chromeの中の人ありがとう!
また、スクリプトのデバッグができそうです。
Greasemonkeyの中の人が、Googleに移っていたことは知っていました。また、スクリプトが共有できるとも読んでいたので、このように相互で動くようになる時は来ると思っていましたが、実現してよかったです。移植作業(Javascriptだからあまり無いですが...)が無くて助かります。
今のところJavascriptエンジンの性能やデバッグの容易さにより、FirefoxよりもChromeの方がJavascriptを動かすには便利です。このため、今後もChromeでスクリプトを実行することが多くなりそうです。
【Chrome Extensions関係】
・NetApplicationsのブラウザシェア調査結果をChromeの拡張機能を使ってを取得する
・オルタナティブブログの新着エントリーを20から100に増やしてみた(Chromeの拡張機能で実現)
・ITmedia のニュース記事の関連キーワードのリンクを本文中に埋め込んでみる(Chromeの拡張機能で実現)