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今年の10大ニュース(2013年7月~12月)

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今年の10大ニュース(2013年1月~6月)」の続きです。「今年、こんなことがあったなあ」というニュースを各月から1つずつ、紹介します。※画像はすべてイメージ画像です。

今年の10大ニュース(2013年7月~12月)

【目次】

  1. 山口県で5人殺害、集落の男を逮捕(7月)
  2. イチロー選手(ニューヨーク・ヤンキース)が日米通算4000安打を達成(8月)
  3. 埼玉、千葉両県で竜巻被害(9月)

  4. やなせたかしさん死去(10月)
  5. 楽天が初の日本一(11月)
  6. 猪瀬直樹知事が辞任 (12月)

振り返り

7月

「山口県で5人殺害、集落の男を逮捕」は、おそらく心理学の授業で習った「集団規範」が影響していたのだろうと私見では思いました。集団のルールに反した人は、規律を守るように「集団圧力」がかけられます。

ルールが「行動の正しい」「正しくない」の判断基準になるのでしょうが、そもそもルールそのものが常識と照らしあわせて正しいのか、という問題があります。集団の中での人間関係の作り方、保ち方の難しさを考えさせられるニュースでした。

8月

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「イチロー選手(ニューヨーク・ヤンキース)が日米通算4000安打を達成」は、日々の積み重ねの大事さを実感するニュースでした。毎年200本のヒットを打っても、最速20年かかります。怪我や病気、加齢による肉体の衰えと向き合いながらの実績に、筆者は感動しました。

イチロー選手は「まだまだ苦しみ方が足りない」と先日、インタビューに答えていました。イチロー選手が今後、どのような選手生活を過ごすのでしょうか。

9月

「埼玉、千葉両県で竜巻被害」は、突然の出来事だったので大変驚きました。被害が大きかったために支援がまだまだ足りないという話を以前、耳にしました。「被災者生活再建支援制度の適用」等で状況が回復されていればよいのですが、果たして募金等で何とかなったのか気にかかっています。

10月

やなせたかしさん死去は、アンパンマンの物語のテーマを知って感慨深いものとなりました。

  • 他の人へのおもいやりの精神
  • 嫌いな人がいても、一緒に暮らしていくことはできる

というテーマは、やなせさんの戦争体験から生まれたものでした。草を食べながら飢えをしのぎ、砲弾で6人くらい死んだのを目にし、「戦争は大嫌いだ」「お腹をすかせている人への自己犠牲の精神」からアンパンマンが誕生したと知りました。

アンパンマンの物語は、これからも長く、子どもたちから大人までに愛される作品として残ってほしいと感じました。

参考:やなせ たかし トムスエンタテインメント キョクイチ= 井口 学 水島 定昭 『アンパンマン大図鑑―公式キャラクターブック

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11月

「楽天が初の日本一」は東北の球団が日本一になったという事で、東日本大震災を思い出しながら感涙したニュースでした。2005年に新設されてから8年。厳しい状況からついにここまで来たという事実に胸が熱くなりました。

参考:「おめでとう 東北楽天日本一!

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12月

「猪瀬直樹知事が辞任」は、2020年のオリンピック招致に成功した夏には思いもよらないことでした。史上最多の得票数で都知事になってから、ほぼ1年の退陣でした。

新しい都知事の選挙に巨額の税金が投入される事態となりましたが、東京オリンピックに向けて選挙をしてよかったと思う人が立候補することを一市民として願っています。

参考:猪瀬直樹 『勝ち抜く力 なぜ「チームニッポン」は五輪を招致できたのか (PHPビジネス新書)
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まとめ

2013年は復活の年か?

ここには取り上げませんでしたが、今年は不思議と復活を連想させる話題が多かったように思います。

  • 華原朋美さんが本格的に歌手活動を再開したこと
  • 落合さんが中日のGMに就任、

などもありました。加えて、引き際についても考えさせられました。

参考:華原朋美 『DREAM-Self Cover Best-(初回限定盤)(DVD付)

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引き際をどうするか

巨人軍に在籍していた谷佳知 選手が古巣のオリックスに移籍して野球選手を継続することに決めたのはびっくりしました。「実績がある選手なので、今年で引退か? 」と想像していました。※実績については、谷佳知 - Wikipedia を参照。

サッカーの三浦知良選手やフィギュアスケートの村主章枝選手のように、納得がいくまで続けるのもあり。安藤美姫選手のようにご本人が納得がいく形で、全日本選手権(2013)で引退もあり。いつ辞めるか、は難しい問題ですが、気持ちが納得する形で終えるのがいいのでしょうね。

各月から1つニュースを選んだため、2013年10大ニュースが12大ニュースになってしまいました。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

>>「2014年の展望」に続く

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編集履歴:2023.9.27 18:50 見出し「今年の10大ニュース」を削除。【目次】を追加。

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