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グローバル化する中で日本人はどのようにサバイバルすればよいのか。子ども×ICT教育×発達心理をキーワードに考えます。

セキュリティ意識は『王様の耳はロバの耳』に学べ

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はじめに

子供たちにセキュリティ意識を楽しく理解してもらうには?と考えて書いたのがこの記事です。童話の中に生きる知恵が盛りこまれているので、ICT教育に活かしたいなという想いを込めました。

王様の耳はロバの耳に学ぶセキュリティ意識

これはイソップ童話のお話。昔、王様の耳がロバの耳であることを知った理髪師がいました。王様の耳のことは秘密にしないと自分の命が奪われかねません。絶対に秘密にしないといけない機密事項でした。

秘密を他人にしゃべってはいけないとわかりつつ、黙っていられなくなりました。「みんなに言いたいけどガマン」と思いつつ、耐えかねた理髪師は地面(井戸・説もある)にに穴を掘ってこう叫びました。

「王様の耳はロバの耳! 」

王様の耳はロバの耳! と言いたいことを穴に叫んだ理髪師はすっきりしました。穴は土で埋めました。しかし「王様の耳はロバの耳! 」という言葉はこだまになり、別な穴の出口か ら周りに響きわたってしまいました。王様は秘密を知っているのは理髪師だけと知っていました。理髪師は王様によって殺されかけました。

し かし、王様はアポロンという神様と揉めた時にいのちを奪われても仕方がなかったことを思い出しました。アポロン神から堕落した耳が許せないとロバの耳にさ れましたが、自分がアポロン神から命を救われたのに理髪師を殺すのは心がせまいのではないかと考えなおしました。考え方を改めて理髪師の命を救った王様は アポロン神によって元の耳に戻してもらえました。

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これは王様の耳はロバの耳というイソップ童話に出てくるお話です。内容に関してはいろいろなバージョンがあります。調べたら奥深い話なのだろうと私見では思います。

守秘義務の問題は今でもよく耳にします。以前、弁護士事務所のブログで紹介されていた出来事も「王様の耳はロバの耳」に似ているかもしれません。

参考:福岡高裁平成24年7月12日判決,個人情報漏洩で病院の責任を認める(報道) : 弁護士谷直樹/法律事務所のブログ
http://medicallaw.exblog.jp/18596030/

秘密にしなくてはと思いつつ、こっそり他の人に言いたくなるというのは人間、誰しも一度以上はあることではないでしょうか。私も守秘義務は口にしないようにしていますが、言いたくてたまらなくなることはよくあります。

私の場合は言いたくてたまらないことを脳の中で何回も何回も内的言語として言うようにします。口にだすのはまずいので自分の頭の中だけで何回も言います。頭 の中で何回も何回も自分だけに聞こえる形で思い浮かべる(言う? )ことで、私の脳は「他人にお話できた」と誤解するのです。

口に出して発言すると、守秘義務に違反してしまいます。自分だけのノートに書いてみてはどうか? と考えたこともありました。しかし私が急に亡くなった時、遺品整理で家族に知られて情報漏えいになるのもまずいので止めました。

「王様の耳はロバの耳」の逸話は穴に叫んだ声がこだましてしまい、他の人に情報がバレてしまいました。本人に悪気はなかったのでしょうが、「王様の耳はロバの耳」のこだまを聴いた人が噂として王様に言いつけてしまいました。

悪気があるかないかにかかわらず、第三者が別の第三者に面白がって言いふらしたり言いつけるということは普通に起こりそうです。第三者の事を自分で制御する ことは困難です。他人の情報は言わない・聞かない・関わらない を心がけたほうがリスクが減って良いのかもしれません。

>>facebookとtwitterの連携に続く

追記:2012.12.1 19:17 題名を「ついうっかりが命取り!? 王様の耳はロバの耳に学ぶ「セキュリティ意識」」から「セキュリティ意識は『王様の耳はロバの耳』に学べ」に変えました

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