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グローバル化する中で日本人はどのようにサバイバルすればよいのか。子ども×ICT教育×発達心理をキーワードに考えます。

“経営者視点”を持った会社員 私考(後編)

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状況・立場に応じて、部下の視点で部下として動く

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“経営者視点”を持った会社員 私考(前編)」の続きです。

おそらく経営者的視点をする方は、会社・仕事の全体を俯瞰《ふかん》して鳥瞰図《ちょうかんず》で見えている方だと思いますので、会社の経営がうまくいくように我を出す時もあれば、場合に応じて一歩引くときもある。

状況・立場に応じて、部下の視点で部下として動くこともできる方が多いように体験上ですが感じていました。

ブログへの感想を読んで思ったのは、おそらく世の中には「経営者的視点がある方は上から目線の立場、すなわちリーダーしかできない」と思われている方が多いのかもしれませんね。
私は経営者的視点も指示を受けて働く部下の視点も両方が必要だと思っています。

また、あくまでも私の主観ですが、【働いたらそれなりの金はもらえて当たり前。ただし会社の「それなり」と合致した場合に限る】と感想をくださった方のご意見もなるほどなあと思いました。

無理をして経営者に出世しようとする必要はないわけで、会社員として会社が望むものをクリアして、優秀な社員・部下として働くのもよいことだと思います。

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パソコン講師の世界でいえば、すごく気が利いているスーパーサブの方です。メイン講師は絶対にやらないけど、サブ講師をしたらよく気が利いてありがたい存在の方はたくさんいらっしゃいます。

「作業人」と「仕事人」

以前、キャリアコンサルタントの渋井真帆さんが「作業人」と「仕事人」という話を講演会でされていました。渋井さんの話を拝聴して思いましたが、指示されたことを指示されたとおりにする「作業人」も会社にとってステキな存在でしょう。

参考:渋井 真帆 『何をやってもダメだった私が、教わったこと。気づいたこと。実行したこと。

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一方、会社にとって何を行動するのが利益となり、会社全体(社員みんなの)のプラスとなるのか、指示が出なくても自分から提案して行動できる「仕事人」も会社にとって必要な存在でしょう。

現在、不況で会社の寿命が短くなり、会社を立て直せる人材が求められていることを考えると、経営者的視点を持った「仕事人」は会社から喜ばれる存在かもしれません。会社の規模が縮小されている現状では、「作業人」は肩身が狭いかもしれませんが、いないと困る存在でもあります。

一番良いのは、「仕事人」も状況や立場に応じて「仕事人」として経営者視点で行動できることなのではないかなとみなさまのコメントを読んで感じた次第です。

おわりに

「経営者視点の人ばかりだと会社が成り立たないって本当ですか?」という問題は気になりますが、多様な人がいるのですからいろいろな価値観があるのはあたりまえ。

その中で、経営者視点を持った「仕事人」の視野もあった方が社会の中で生きやすいかもしれませんよ、というのが私が感じたことでした。いろいろな方がいれば、適性も価値観も異なりますので、あくまでも私からの問題提起として受け止めていただけばと思います。

今回の問題提起をみなさまがプラスの方にご活用していただけたら良いなと思います。

編集履歴:2013.12.20 16:11 「“経営者視点”を持った会社員 私考」の後半部分を別記事として独立させました。同日16:15 冒頭の一文を追加しました。

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