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違う視点で楽しさ倍増 大阪万博に行く方へのヒント

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大阪・関西万博に二泊三日で行ってきました(夕方前に退場)。経験・情報のシェアと、思ったことをいくつか。

ネタバレ的になるかもしれない(本来は予見なしで自ら感じるのが一番)ですが、感じたことを:

・お祭りと思って、自由に楽しむ:あまり情報インプットし過ぎて、それに縛られるのはいかがなものかと。楽しさ、面白さ、色々ある場なので、楽に臨んでよし。

・鳥の目、虫の目:「鳥の目」は高いところから全体像を俯瞰する視点、「虫の目」は物事を狭い範囲で詳細に深く観察する視点、です。リングにのぼって、鳥になるもよし。展示や歩いたり休んだりして目にとまったものをじっくり味わうもよし。

・人から感じる:ボランティアの方々がたくさん活躍してます。子どもに話しかけたりしてます・・とってもイキイキした方に声をかけられると、こっちもウキウキします。パビリオンのスタッフさんも、お疲れ様の方もいますが、うやうやしく接してくれる方も結構いらっしゃいます・・ホスピタリティですね。例えば、住友館Mother Treeのとこのスタッフさんやさしかったですね。それにルクセンブルグ館でmoment of truth(決定的瞬間)とも言えるような体験もしました。

例えば、「日の丸(≒日本であり太陽の塔)を模したリングの真ん中にある静けさの森、その周りの周遊道路はまさに皇居と内堀通りのメタファーだなと思いました」(安宅和人さん)といったコメントもあるように、色々な視点で遊んでみてください。

それから、1851年ロンドンで始まり、1862年第二回ロンドン(幕末の日本が初参加)で継続の意思が示された万博ですが、1928年国際制度化の際は「植民地の開発」が展示内容に書かれ、やっと1972年に植民地を前提とする規定が削除されました。そして、国と植民地でなく、国々からなる世界の万博となったわけです。こうして世界を映し出す国際的行事の万博ですが、歴史や世界のことをちょっぴり考えてみるのもよいでしょう。大阪万博での共同館=コモンズは、小さな国々が集まったものです・・著名国・館だけでなく、こちらもご覧になってはいかがでしょう(ツバルなども出展してます)。

様々な発信が多々あるので、簡単に留めますが、以下に情報をいくつか:

・地図:Xユーザーつじ@万博9/12回目さんの自作まとめマップが見やすい(ネットプリントで印刷可能)。

この一部を切り抜いたものをA4コピーして持って歩きました↓

WS001576.JPG

それから、Strolyチーム有志によるマップも・・持ち歩きでなく、パソコンで調べたりする用。

・パビリオン待ち時間:Discordのコミュニティでリアルタイムに集合知してるこれが参考になるかと。なお、当日だけでなく、前の日に見ておくと待ち時間の傾向がつかめます。で、朝は待ち時間は短い傾向(早朝であるほどそう)。と言っても、人気パヴィリオンは、すぐに行列になる。一方、待ち時間ゼロのところもあり。ウチは行けない・行かないだろう国をと考え、トルクメニスタンやコモンズを楽しめました。

・売店:ランチトラックでも二千円とかするのですが、通常価格の売店もあり・・ファミリーマート(ポルトガル館前ウォータープラザマーケットプレイス)、ドラッグストア「アカカベ」(ヘルスケアパビリオンの出口、薬はもちろん、冷却グッツやソフトドリンクなども)。ファミマには二回お世話になりました・・リング下でランチ・おやつをエンジョイ。

・子ども向け:スタンプラリーいいです。(いのちの遊び場そばの)地面からミストが噴き上がる広場・・前が見えなくなるくらいの濃度で大うけ。

・バス:新大阪宿泊だったので、Kansai Maasで阪急の直行バス(一人1500円)利用・・工事中の高速道路を通って30分で西ゲートに・・楽でした。

暑い、混んでる(ラスト一か月は人数増えるでしょう)、予約とか他に情報あふれてるので割愛しますが、体力は必要なので健康第一で。

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