私たちは、ラジオによる共有性と共感性を求めている
こんにちは、穂苅(@tomoyanhokarin)です。
今日はふと考えた、「ラジオ」と「共有・共感」について書いてみます。
音楽を聴くとき、映画やドラマを観るとき、今の私達はオンデマンドサービスを使うことが多いです。音楽であればSpotifyやApple Music、映画やドラマであれば、NetflixやAmazonプライムビデオなどがよく使われています。
私もこれらのサービスを使ってエンタメを楽しんでいるのですが、物足りないと感じることがあります。
「なんでなのかな?」と深堀りをしていくと、「共有をしていないから」という答えに行き着きました。
ラジオは共有性に溢れている
私はラジオ大好き人間です。毎日何かしら番組を聴いていますし、学生時代は深夜ラジオを深夜3時まで聴いているような人間でした。
皆さんは、どういうスタンスでラジオを聴くことが多いでしょうか?
私は、「共有性」「共感性」を楽しむために聞いています。
ラジオは、自分の知らない多くの人たちが同じ番組を聴いており、そこで流れる情報を無意識にリスナー全員で共有していることになります。また、テレビと異なり、リスナーとラジオ番組(パーソナリティ)が非常に近い距離にいます。自分と同じ世代の人たちがどういう環境で、どういう悩みや楽しみを感じていて、何を求めているのかをリアルタイムで音声情報として聴くことは、他の媒体ではなかなか難しいものがあります。
私も長くラジオを楽しんでいますので、10代のうちは学校や進学、恋愛などのリスナーの悩みにとても共感していましたし、20代になると若手社会人としての問題や結婚に関しての話題が、30代になると子育ての話まで出てきています。(子育てなどはまだ未経験のため共感が難しいのですが、同じ世代の人たちの楽しみや悩みを聴くのは、自分中でもいろいろ考えてしまうことがあります)
つまり、共感性に溢れていると言えます。
更に、音楽です。
なんだかラジオで好きな音楽がかかると、場所は違えど同じ空の下で知らない人と思いを共有している気がして、スマホなどで自分だけで音楽を楽しんでいるよりも嬉しいし楽しいのです。
同じラジオの電波を拾い、同じ音楽を聴いている私たちはそれぞれの場所でそれぞれの立場でそれぞれの気持ちで聴いている、と思うと、ラジオって素晴らしいなと思いつつ。
インターネットやスマートデバイスによって、個人でできることや楽しめることが格段に増えた一方、SNSで人と繋がりやすくなったと言われています。しかしほんとうの意味で、人間的に心で繋がれる経験というのは、私たちにとってとても重要なことだと思いますし、私たちは潜在的に求めているのではないかと思っています。
このような「共有」というキーワードをもっと深堀りしていくことで新しいビジネスや潜在的な課題へのアプローチができてくるのかなと思ったりしています。
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