野村のID野球は万人に通ず
こんにちは、コロナウィルスの影響がかなり明るみになってきて警戒している穂苅(@tomoyanhokarin)です。
国の対応のいい悪いや、暫定的にテレワーク勤務に移行する企業などあらゆる部分が変わってきています。
マスコミに踊らされるままなのはダメですが、こういう状況が現実に起こっているという事実ベースに移動や働き方、生活含めて適応していかないとだと思います。
さて、今回は、
野村のID野球の真髄
について取り上げます。
先日、あのノムさんがなくなりました。メディアでも大きく取り上げられ、マー君やダルビッシュや新庄は自分のYouTubeチャンネルで思いを語ったりしています。
改めてこのノムさんの生涯を見てみると、単に野球好きに人気というわけではなく、全人類にとってものすごく重要なことをたくさん残していました。
自分もマニアではないのでそこまで詳しくはないのですが感銘を受けたところを書いていきます。
野村のID野球
よく野村監督というと、データ中心のID野球と言われます。
対戦相手のデータを中心に戦い方を考えて勝ちをとりにいく。
そしてもう1つのキャッチもあります。
野村再生工場。
これは、巨人にいるような明らかなスターではなく、実力を出し切れいていなかった選手を復活させて大きな戦力に育てるというものです。
半端ないです。
そんな野村監督は大きな革新を起こしました。ビジネスにもつながるのですが
従来選手のカンや個々の能力に依存していたところを徹底的な観察と分析で見える化したこと、特に直接は見えない部分を最重要視したことです。
直接は見えない部分とは、心理面です。
まず、バッター、ピッチャー、キャッチャーなどポジションごとのに分析、分類を行い、野村メソッドの型に当てはめます。 このバッターはAタイプだから・・・みたいな感じです。
これをやるにも膨大なデータが必要で、AIの機械学習で特徴量を把握してetc.なんて無いですから人がすべて行います。
心理面が最重要
そこにおいて最重要なのは心理面です。
野村監督は、このピッチャーがどんな球種をどこにどれだけ投げたのかという目に見える部分よりも、
どんな状況でどんな傾向があるのかを掴むことを徹底していたそうです。
例えば、田中将大(マー君)は内角高めのストレートが30%、カーブが12% ... ではなく、
同点でランナー1,2塁のピンチの時、2ストライク3ボールのときに強気にストレートでストライクを取りに来る傾向なのか、
変化球で打たせてアウトにさせる傾向なのか、
バッターの場合は1打逆転の場面で振り切るタイプか、チャンスに弱いタイプなのか
といった具合でしょうか。
これのすごいところは、
勝負の前から相手よりも有利に立てるということです。
敵を知り己を知れば百戦殆うからずは『孫子』の一節です。
特にスポーツは時の運な部分もありますが、心理面で最初から相手よりも有利に立てるということは、勝ちに近いところにいるということになります。
そのために、徹底的な観察、洞察と分析、判断を追求しているのがその核にあるのです。
と、いかに野村のID野球とはいかなるものなのかがざっとわかりました。
ボヤきの人ってわけでも無いんですよね。
これ、普段の我々にもかなり活きてくる教えだと思います。まさに、万人に通ず。
野村監督の書籍、色々読んでみようと思います。
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