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文系学部からITベンチャー企業へ進んだ男が考えていること、感じたこと、未来のことなどを書きます。

Eric YuanのZoomと人間の本質について

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UXの仮説:人間は本能的に難しいことを考えるのは好きではない!

人間が使う製品にはとても重要なことがあると思っています。
それは、ユーザーが直感的に使えるということです。

Appleの製品の数々はその代表格とも言えます。シンプルな作り、直感的なUI、素晴らしいUX。
僕はApple製品好きなのでいくつも持っていますが、あの一連の統一されたUXは素晴らしいです。

前回のブログで取り上げたVimについても実際同じことが言え、とはいえ結局Windowsユーザーであれば「メモ帳」を使ってしまうのもそういう理由だと思います。「メモ帳」というアプリは超シンプルですよね。
それしかできないからそれをやらせたら強い。

ここまで考えて、僕は1つの仮説を立てました。

人間は考える生き物だが、難しいことを考えることは本能的に好きではないのではないか

UIが難しい製品がUXも同様に悪いのも人間の本能が拒否反応を起こしているためではないかと思います。
つまり、本能が嫌がっているものを力ずくで好転させようとしてもお門違いで、正しいアプローチは別角度からの方法を実現していくことが重要ということになります。

Eric Yuanの話

本日、「GGVキャピタル」のマネージングパートナー、Hans Tungと「Zoom」創業者のEric Yuanとの対談を見ました。

非常に興味深かったのですが、Zoomは日本でも有名なビデオコミュニケーションツールです。
Skypeみたいなやつですね。

Zoomを大きくしていくにあたり、このEric Yuanはすでに競合がたくさんあるにも関わらず、同じ会議ソフトウェアでもビデオがメインなのがZoomで、その需要があるユーザーに取っての最も効果的なソフトウェアとなるように考えていると言っています。

ユーザー体験の徹底的な簡略化、そして何も考える必要がない

また、こう言っています。

「われわれは毎日、ユーザー体験について話し合っている。例えば、使うのにクリックが4回必要なソフトがあれば、われわれはクリックを2~3回に簡略化する。これはとても単純だが大切なポイントだ」

「新しいサービスを利用する時、ユーザーは常に製品の使い方を学ばなければならない。Zoomは、わずかなガイダンスで使い始めることができる。シンプルで簡単なため、ユーザーは何も考える必要がない

人間は難しいことを考えることは本能的に好きでは無い という僕の仮説によると、これはまさに当てはまります!!

ユーザーの「面倒!」という感情が低い閾値を越えてしまったらアウトということです。

Zoomって?

最後にZoomについて見てみます。2019年4月にアメリカのNASDAQに上場しています。

初値で市場の期待よりも2倍近い値段をつけ、色々あるようですが現在の時価総額は202億ドルほどだそうです。

創業者のEric Yuanはビリオネアです。

ちょっと面白いのは、このEric YuanはもともとCiscoという会社でWebExというWeb会議ソフトウェアの開発を担当していたことです。おそらくそこで「もっとこうしたほうがいいのに」「これがなんで実現できないんだ」という葛藤があったのかもしれません。 そんな経験からこのZoomという企業を立ち上げたのでしょう。

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