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文系学部からITベンチャー企業へ進んだ男が考えていること、感じたこと、未来のことなどを書きます。

ジェフリー・ヒントンとAI

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将来的にAIが思考を持つ未来を想像できますか?

AIで今世界的権威になっている人は何人かいますが、その中でもジェフリー・ヒントンは重要人物です。
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Wikipediaより

ジェフリー・ヒントン

ジェフリー・ヒントンは2019年のチューリング賞を受賞したほどの人物で、ディープラーニングの生みの親、ニューラルネットワークの世界的権威という人物です。

今は、Googleにも席をおいて研究を進めているという人なのですが、その人がこのような話をしました。

最終的には人間の考え方を理解できるAIが実現するだろう

つまり、ドラえもんのようなAIが実現するということをAIの権威が答えたということになります。
素直にすごいという感じですが、あまりAIというものを理解している人も正直少ないのではないでしょうか。

「人間が作る、脳みたいな?自分で考えられる機械みたいな?」

僕もAIに対する理解は非常に重要だと考えており、ニュースや書籍をチェックしてインプットしているのですが、 少しずつインプットしていき、その後に興味がある部分については自分で調べて行く必要があると思っています。

AIブーム

その中でも松尾豊氏の書籍『人工知能は人間を超えるか』によると、現在我々は第3次AIブームの最中にいるとのことです。

第1次AIブーム

第1次AIブームというのは1960年代〜1970年代で推論や探索を実現していきました。しかしまだ実用には届かずに下火になっていきます。実はあのELIZAはここで開発されています。

第2次AIブーム

そして第2次AIブームでは1980年代で知識を沢山AIに持たせてif文でこの場合はこう、この場合はこう、という形で答えを求めようとするという方向で進んでいましたが、どうやってAIに知識を覚えさせていくかという部分で大きな課題があり、また下火になっていきます。この頃にはチェスのAIが出てきたりしています。

第3次AIブーム

そして、今の第3次AIブームは、従来のAIブームとは大きく違いブレイクスルーが起こるレベルの革新があるものと言っており、それはディープラーニングや機械学習の方法が確立されたりその他の環境が揃ってきているために社会を大きく変えるAIが登場するということなのです。

この今の時代の大きな転換点を主導するAIを今を生きる我々が知らないでいいはずは無いです。
また、これからの小学生はAIを当たり前のものとして捉え、当たり前のものとして成長させ管理していくはずです。

さて、今回ヒントンを紹介するに際し、2つのワードが出てきました。
ディープラーニングニューラルネットワークです。

ディープラーニングと機械学習

ディープラーニングは深層学習と訳されるものですが、
人間が自然に行うタスクをコンピューターに学習させる機械学習の手法の1つです。

機械学習というのは機械に大量のデータ(ビッグデータ)からパターンやルールを見つけて、それを利用して行くことで何かを判別したり予測をしたりするための技術です。
ここは人間と同じですね。

そして機械学習には大きく「教師あり学習」、「教師なし学習」、「強化学習」に分けられるのですがディープラーニングは教師あり学習に属し、そうしたパターンやルールに加えて特徴量という機械学習をする際のデータを表すために用いられる変数自体を学習してしまうというものです。

特徴量は従来人間が判断や設定、調整を行っていたものをAIがやってしまうという大きなブレイクスルーなのです。

ニューラルネットワーク

また、ニューラルネットワークとは人間の脳神経回路を真似することで判断をさせるという手法を用いている点が機械学習との違いです。

人間の脳はニューロンによって構成されているわけですが、ニューロンが電気信号を伝達させていきます。そのモデルを人工的に実現しようとしているのがニューラルネットワークです。

ただしこれ結構難しいので、興味ある方はまずここから見てみてはいかがでしょうか。 ニューラルネットワークの基礎解説:仕組みや機械学習・ディープラーニングとの関係は

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