Googleの検索エンジンBERTとAI時代
Googleの過去5年で最大の飛躍と呼ばれているものが最近公になったのをご存知でしょうか?
それは「BERT」(ばーと)です。
BERTとは
BEATは、Bidirectional Encoder Representations from Transformersの頭文字を取った言葉です。
・Bidirectional:双方向の
・Encoder:エンコーダー、符号化装置
・Representations:表現
・Transformers:変化させるもの/ひと
直訳だと、トランスフォーマーからの双方向の符号化装置の表現
う〜ん。なんだかよくわからない。。。
これは、AIの分野の1つである機械学習による、Google検索のランキングシステム(検索順位)の性能強化ということです。
そしてこれが過去5年で最大の飛躍であるとGoogleの中の人が言っているため、注目されています。
BERTって何がいいのか
文章の微妙な違いを推測しユーザーがまさに求めている検索結果を返す。
確かに今でもGoogleは頭が良いですが、少し込み入った検索ワードを入れると「へ??」みたいな検索結果が返されることがありますよね。
そこはやはり改善をしていかなければならないわけです。
機械学習によって、検索におけるニュアンスの人間とアルゴリズムとのギャップがうまることでユーザーである私達にも大きな恩恵があります。
このインパクトとして、現在1日に数十億回と検索がされている中の約1割には影響を与えると言っています。
BERTにおいて考えるべきこと
とはいえ言語は人間の文化そのものです。
言語が違えば文化も全く異なるものになってきます。
英語ではすぐに表現できるのに日本語だとなかなかそのニュアンスが表現できないということありますよね。
これをすべてAIが把握するか(というよりする必要があるのか)は考える必要がありますが、検索という部分においては非常に良い進化なのではないかと思っています。
また今後は、音声検索などがますます伸びていきます。
Googleによると、グローバルでは20%のユーザーが音声検索を使っているそうです。 あれ、人前でやるのは恥ずかしいですが、便利ですよね。
僕も、検索ではないですが簡単なメモは音声でやってしまうことが多いです。。。
こういった検索行動の多様化というのもBERTにとっては影響を及ぼすものだと思います。多くの人は気づかないで便益を享受しているとは思うのですが、やはりGoogleは毎日使うものですので興味をもって意識することが大事だと思います。
BEATはAI分野の進化に応じて今後もアップデートがされていき、ご存知の通りAIの進化は毎日凄まじいのでユーザーとしては、ますます欲しい情報を簡単に手に入れることができるようになるため有り難いですね。
まとめ
今やAI分野は社会人の常識、リベラルアーツになっていると個人的には思います。
AI分野の成長、可能性、一方の危険性やリスクについて個人個人が把握し、理解することでAIとのいい形での共存ができてくるのではないかとBERTを見ていて思いました。
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