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文系学部からITベンチャー企業へ進んだ男が考えていること、感じたこと、未来のことなどを書きます。

親が子供に与えられるものってなんだろう?

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夏休み。お盆シーズンに突入しました。 電車や街には家族連れを見ることが多くなったなぁと思いつつ、ふと「子供に与えられるもの」について考えてみました。

僕は結婚もしていなければ子供もいないので、完全なる想像とふと思ったことでしか無いのですが 果たして親が子供に与えてあげられるものってなんだろう?と考えた時にまず出てきたのがこの2つでした。

  • 愛情
  • 自分が世の中を充実して生きていることを見せること

愛情

1つ目の愛情については考えればあたり前のことですが、令和になっても児童虐待は大きな社会問題の一つです。
児童虐待防止全国ネットワークのオレンジリボン運動の統計データによると児童相談所が児童虐待相談の対応をした件数は、ここ数年一気に増えてきており平成30年度の速報値でやく16万件だそうです。
オレンジリボン運動 統計データ

親が与えてあげられるべき愛情は決して当たり前のことではなく自分の子供に対してどのように愛情を注げばいいのかがわからない親もいるのではないかと思ってしまいました。

僕が思うに、誇張して言うと言葉や行動で子供にアピールすることかなと。「察しろ」と自分の子供に強制させるのではなく、態度で子供に対して示してあげることを続けるのがいいのかなと思いました。 「大好き」「いい子だね〜」「お前は俺・私が守るからね」のように。

自分が世の中を充実して生きていることを見せること

2つ目の自分が世の中を充実して生きていることを見せることは、子供が将来何がしたいのかを考える時に影響してきます。これを考えると必ず出てくるのが「自分の親が何をしているのか」というとこと。
いい意味になるか、反面教師になるかはわかりませんが、どうしても自分の親が将来を決める際のひとつの基準になってしまうことは避けられません。
例えば、親が大学教授の家庭と、親が自営業の家庭と、親がサラリーマン(しがない方)やパートの家庭の場合で圧倒的に子供の将来の基準に差異が出てきます。
もちろんこれは職業だけではなく、普段(例えば休日)に親が何をしているかというのも影響してくると思います。

今までの日本では、貧しい家庭の子供が勤勉に頑張って都会で立身出世していく
というストーリーが綺麗で日本人の生活に近かったと思いますがこれは成功のモデルがある程度画一的であったからです。
しかし、インターネット時代は個人の時代です。自己実現の時代です。
これからの時代は選択肢が膨大に増加するので親が何をしているかを子供がしっかり見て膨大な選択肢の中からどれを選択するのかをある程度基準として絞るようになるのではないかと思います。

実際にその立場になったり、その立場の人から色々話を聞いたりするとこの意見も変わってくるかもしれませんが、猛暑の東京の街でふと思ったので書いてみました。

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