プレゼンの指針
皆さんはどんなプレゼンテーションなら見たい!と思うでしょうか?
- 自分がすごいなぁと思う人のプレゼン
- 自分が興味ある分野のプレゼン
- 自分が尊敬する人がおすすめしてくれたプレゼン
- 内容が退屈なプレゼン
- 発表者がスライドの内容を読み上げる音読会みたいなプレゼン
- 「えー」「そのー」「あのー」「えっとー」が多すぎて内容どころではないプレゼン などでしょうか。
受け売りですが僕はプレゼンのゴールは聴いた人たちの行動だと思っています。
国のトップに立つ人は、イギリス王室しかり大統領しかり、独裁者しかりプレゼンテーションが巧みでそれによって人々を動かしてきた歴史があります。
こういうことをしてほしいからプレゼンをするという明確なものが無いようであれば、ビジネスにおいてもあまり意味がないのかなと思います。
もう少し分解してみると、
「わかりやすさ(全体の流れ、発表の仕方、インタラクティブな進め方など)」と「退屈させない(ジョークを入れる、見せ方を工夫する、発表者に興味を持ってもらうなど)」の要素が必要です。
自分の成し遂げたいことをやる時に仲間を募る、自社製品の紹介をして買ってもらう、拡散してもらうなど利用する状況はたくさんあると思います。
人を惹きつけ、行動してもらうということ
日本だと一部を除いていはあまりジョークを織り交ぜながらプレゼンをするということは少ないと思います。 どちらかというと真面目に淡々と発表を進めていく。見る人は頑張って聞く。終わり。 という流れが多いのかなと思いますが、それでは聴いた人に残るのは「長かったな〜」という感想くらいのもので、そう思わせてしまったらそのプレゼンはNot Goodだと思います。
豊田章男さんはトヨタ自動車の取締役社長として有名です。
そんな豊田章男社長がバブソン大学で5月に行われた、卒業式でのスピーチが考えさせられる内容でした。
(プレゼンとスピーチなので少し違いはあるかと思いますが、取り上げてみます。)
興味がある方はトヨタ自動車の「トヨタイムズ」というサイトにこのスピーチのページが出来ていますので、そちらを見てみるといいでしょう。
https://toyotatimes.jp/insidetoyota/023.html
何がすごいかというとまずは多面的に評価が高い点です。
長さは14分ほどなのですが、その中で聞き手の心をグッと捉えて最後はスタンディングオベーションという最高のスピーチを行っています。
更に英語でスピーチをしている点もすごい点です。
母国語ではないことに加え、話の流れや表現、イントネーションまでが日本とは勝手が違います。
その中で飽きさせないというのはサポートしているメンバーの準備と自分自身の準備を徹底させたことに反映されていると思いました。
特にアメリカでは、ショーの要素を取り入れることが大事なようでそれはプレゼンでも当てはまります。 そのショーの要素というのが、魅せる流れだったりジョークになるわけです。 このバブソン大のスピーチについてはアメリカ特有のジョークを入れているため正直日本人の僕のような人では、wとなることはなかったのですが、聴いている人たちのリアクションを見れば 「スピーチっていうのはこうやるのか」というのがよくわかります。
日本でも最近はプレゼンで有名な人も多くなりましたがまだまだ人を惹きつけ、行動をしてもらうというところまでができる人は少ないのではないかなと思います。 僕自身も仕事でプレゼンをする機会は人よりも多くあるので、試行錯誤しながらも「人を惹きつけ行動してもらう」ような人間になっていきたいと思います。
そのために、
- わかりやすさ
- 退屈させない
の2点を考えながら、もう何段階か分解のアプローチをして行動に移していきたいと思っています。
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