ノッチレスに見る、マーケティングの重要性
7月に入り梅雨っぽくなってきました。
梅雨は6月で終わって暑い夏がやってくるかと思いきや、ジメジメした汗がなかなか引かない季節はもう少し続きそうです。
少し前のニュースで、
スマートフォンをいかにノッチレスにするか?ということがこれからのスマートフォンデバイスの形として試行錯誤されているというニュースを見ました。
OPPOやシャオミというスマートフォンにおける大企業が相次いで研究開発を行っており、フロントカメラをスマホ本体の上からプシュッと出して利用するタイプや、透過する画面を採用し、カメラをその中に入れてしまうというアイディアなど様々あるそうです。
ノッチというのは、最近のiPhoneやPixelシリーズで用いられているこの画面の上の方の出っ張っているやつです。
当初は邪魔だ、ダサいなどと言われていましたが、僕自身はあまり気にならず、使用していると当たり前になってくるのでこれがなくなるということで買い替えをしようかなという動機にはならないです。
皆さんはどうでしょうか?
このニュースからわかるのは、
これ、ノッチがなくなったからと言って消費者がものすごく喜ぶかというとそうではないと思ってしまうところです。
今までできていなかった画期的なことができるというのであれば価値はあると思うのですが、ノッチレス。。。
なんかそこじゃない感がしてしまいます。
そもそも需要がどれくらいあるのか?
ただ、市場の消費者が気付いていない潜在的な需要というものがあり、それを刺激するということもあります。
ニーズ、ウォンツ、シーズの観点から行くと、
ニーズ:?
ウォンツ:?
シーズ:?
うーん。。。
更におそらくこのノッチ型よりも新しいタイプは製造原価も上がるでしょうから、販売価格も上げざるを得なくなると思います。
すでに直接の購買理由にはならないかもしれませんが、今後は小型はともかく軽量と全く異なるアプローチでの製品というものが市場を作っていく気がしています。
もしくは、この流れに反してよりシンプル化していくようなスマートフォンのメーカーが取るかも、、
個人的にはスマートフォンは一旦の完成を見たと思うのでこれからのポータブルハードウェアを根本から考えてプロダクトを作っていく必要があると思っています。
Google Glassのようなメガネ型になるのか、また電話のようなタイプになるのか、時計のような付け方をするのか、
考えていくと面白いですよね。。
最近特に思うのは、どれだけいいものを作ったとしても、どれだけの天才だったとしても製品の売り方次第でいかようにもなるということです。
これは、エジソンとニコラ・テスラの差でも言われますよね。
テスラはエジソンよりも科学者としては天才だったと言われていますが商売の上手なエジソンが結局偉人となり、発明王ということになっています。
そのためには、まずは市場を把握し適切な戦い方を考え抜いて実践するという、いわばマーケティングがどれだけ活きるかにかかっているとも言えると思う梅雨のある日です。
私、穂苅智哉の情報は、以下のFacebookページTwitterアカウントを御覧ください!
※友達申請をいただける方は、お手数ですがメッセージを添えておねがいいたします。
Facebook
▶https://www.facebook.com/tomoya.hokari.79
Twitter
▶https://twitter.com/tomoyanhokarin