【Internet Explorerはオワコン】IEは技術的負債をもたらします。今こそ立ち上がれ!
マイクロソフト、企業にInternet Explorerの使用をやめるよう要請。「IEは技術的負債もたらす」
Engadget 日本版 2019/02/09
IEの終焉
とうとうMicrosoftがInternet Explorer(通称IE)の使用を「技術的負債をもたらす」として企業に要請しました。
これは、Edgeなどへの移行が間に合っていない公共団体や大企業などでは、非常に大きなインパクトとなります。
ちなみに今どのくらいのシェアがあるのかを見てみました。
日本では、IEのVer.11.0が堂々のシェア3位(13.49%)なので、
日本中の10人に1人はIEを使っていることになります。世界では、IEのVer.11.0が堂々のシェア4位(4.57%)もあるようなので、世界中の100人に4.5人はIEを使っていることになります。
webrage WebブラウザシェアランキングTOP10(日本国内・世界)
特に日本では業務用アプリケーションがIEでしか動かないということが未だにあるようで、それを動かし続けるためにIEを使っていると。
ユーザーからしたら、マジやめてくれという感じですし僕のようなMacユーザーからしてもマジ勘弁してくれという感じです。
また、Webサイト制作の際にもこのIEを対応ブラウザに入れる入れない問題がまだあります。
IE主義の企業だとまだこういった指定があるんじゃないでしょうか。
この記事の主語は、マイクロソフトのサイバーセキュリティアーキテクトであるクリス・ジャクソンという人物です。
Chris Jackson @appcompatguy
Chief Awesomeologist, Cybersecurity Enthusiast, and Principal Architect working on Windows at Microsoft
古い技術について
技術は歴史が物語っているように、比較的短いライフサイクルで革新が起こってきました。Webブラウザもその歴史の例外ではありません。
一時期は「インターネットを使う」といえばIEというほどものもでしたが、拡張機能なども豊富で快適なGoogle Chromeがシェアをひっくり返し、FirefoxやSafariなどもあります。Operaやドルフィンなど利用できるブラウザは大量に存在し、MicrosoftもEdgeへの移行を勧めています。その中でまだIEを使い続けるのは、こういった歴史への抵抗か!!と思ってしまいます。笑
これは別にサーバーでも同様です。時間と共に複雑になっていった社内システムなどのために古いオンプレミスを使い続けるのか、時代に合わせてクラウドなどのソリューションに移行して行くのかは意外と軽視されがちではないでしょうか。
だってシステムもサイトも動いてるし、今まで改ざんされたりしたこともないし、今までいいじゃん。そこにお金使う必要ある?
という考えを持っている経営層が多い。東京でもこれだけ多いのだから、日本全国で見るともうすごいいるのではないでしょうか。
経営者は経営のプロであって、技術のプロ(もともとが技術のプロの場合もありますが)でも社内システム運用のプロでもないので仕方ないといえばそうなのですが、ここは決断ができる経営者もしっかり把握した上で経営をしていくことがこれからかなり大事なのではないかと思います。
e-Taxは早めになんとかしたほうがいいと思う
e-Taxを使っている人も多いと思います。
e-Taxソフトを使用する際に必要なパソコンの推奨環境、それは、、、
Microsoft Internet Explorer 11
1 システム利用のための環境等
身近にこういった事例は結構多く潜んでいそうです。
e-Taxは国税庁なので、国税庁の偉い方が認識しないと行けないのでは・・・
あ、国税庁常時SSL化していない。あーあ。検索窓があるからそこに文字を入れるとGoogle Chromeの警告が出ておる。。
国税庁のサイトが「保護されていない通信」というのは、なんだか皮肉のような感じもしてしまうのは自分だけでしょうか。
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