Nginxとうとうシェア40%を超えてApache超えるか。
皆さんはApacheですか?Nginxですか?
この2つは普段私達が利用するWebサイトを閲覧できるようにしてくれている「Webサーバー」の種類です。
これは、おなじみQ-SuccessのW3TechsによるServeyなのですが、TOPはApacheで44.8%、2位がこの度シェア40%超えを記録したNginxです。
前月比で見ると、Nginxの方は増加傾向にあるのに対し、Apacheは減少傾向にあります。
(参考)https://w3techs.com/
個別での傾向を見てみましょう。
まずはApache。下がってきていますね。
次にNginx。Apacheとは反対にどんどん増加してきているのがわかります。
今までは、ApacheというWebサーバーが圧倒的首位をほこっていたのですが、そう遠くないうちに追い抜かれるのではないかと思います。
日本ではほとんどの人が、世界でも日に日にWebサイトを閲覧する人が増えてきています。すると問題になるのが、大量アクセスへの対策です。この大量アクセスの処理が得意分野なのがNginxなため、ここまでシェアを伸ばしてきました。
今後もますますその流れが加速していくでしょう。
となると、Nginxの需要は増えてくるのではないかと思っています。
Nginx(エンジンエックス)は、Apache同様にオープンソースのWebサーバーでIgor Sysoevさんによって開発されました。
Wikipediaを引用してみますが、多機能で高速な処理を実現できるという特徴があります。
処理性能・高い並行性・メモリ使用量の小ささに焦点を当てて開発されており、HTTP, HTTPS, SMTP, POP3, IMAPのリバースプロキシの機能や、ロードバランサ、HTTPキャッシュなどの機能も持つ。
超高速仮想マシンKUSANAGIでもApacheとNginxの2つのWebサーバーからユーザーによって選択できるようになっているのですが、
パフォーマンスなどの観点からNginxを利用する場合が多いです。
(参考)https://kusanagi.tokyo/about/
また、中国はNginxがWebサーバーで最大のシェアになりました。
Nginx is the most popular web server in China.https://t.co/7peWVradHI@nginx @nginxorg
— W3Techs (@W3Techs) 2018年11月28日
どちらもオープンソースのソフトウェアのため、開発はどんどんされていますが、
これからサーバーを利用する方や新しくしたい方にとっては、Nginxおすすめですので、ぜひお試しください。
メディアサイトやサービスサイト、ECサイトなどのユーザーが大量にアクセスする可能性のあるサイトの場合、メリット大きいと思います。
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