芸術の秋 The Art Institute of Chicagoで手元で最新の絵画を超高解像度で見てみる
人間にとって、文化は高尚なものだと思います。
とくに国際的に活躍したい人にとって文化を理解することは、当たり前のこと です。 一言に文化と定義しても、芸術、美術、音楽、舞踊、食、服飾、思想、宗教などそれこそ多岐に渡ります。
今回はその中でも「美術・芸術」にスポットを当てて書いてみたいと思います。
The Art Institute of Chicago
The Art Institute of Chicago(シカゴ美術館)のサイトを見たことはありますか。
このサイトには、なんとシカゴ美術館所蔵の4万4313点が「CC0(クリエイティブ・コモンズ・ゼロ)」(著作権を放棄し、自由に利用ができる)になっており、
自宅にいながら世界中の作品が閲覧できるようになっています。
しかも、英語ですが作品一つ一つに関して、解説がついているのでわざわざ並んで人の多い美術館にいかなくても絵画の細かいタッチまで見ることができてしまいます。
なんと今は、日本の浮世絵がトピックスです!
こうやって見ると、美しいと感じます。
CC0(クリエイティブ・コモンズ・ゼロ)とは
クリエイティブ・コモンズ・ジャパンのサイトによると、その定義は下記になります。
CC0について ― "いかなる権利も保有しない"
CC0 とは、科学者や教育関係者、アーティスト、その他の著作権保護コンテンツの作者・所有者が、著作権による利益を放棄し、作品を完全にパブリック・ドメインに置くことを可能にするものです。CC0によって、他の人たちは、著作権による制限を受けないで、自由に、作品に機能を追加し、拡張し、再利用することができるようになります。
CC ライセンスが、権利所有者に著作権を残しながら、再利用の許可を選択できるものであったのに対して、CC0は別の新たな選択肢を提供します。作品の作者に自動的に付与されてきた著作権やその他の占有権を放棄するという選択肢です。他のCCライセンスと異なり、「いかなる権利も保有しない」という選択肢を与えるものです。
つまり、Vincent van GoghやClaude Monetといった世界的な画家の作品をかなりの高解像度で閲覧やダウンロードまでできてしまうようなサイトです。
Google Earthが出たときも感動したのですが、その感動に近いものを感じています!
Claude MonetのWater Lilies(モネの「睡蓮」のいち部分)は、絵の具の細かい線や色合いまでがはっきりと分かります。
Vincent van GoghのSelf-Portrait(ゴッホの「自画像」)は、拡大してみるとそのゴッホの絵画の才を感じることができてしまいます。
ぜひ拡大して見てみてください。
最近では、ZOZOの前澤社長が123億円でバスキアの絵画を購入したり、バンクシーの切り刻んだ絵画などが話題に新しいところですが、
文化の一つとしての美術・芸術について自分の手元で一度絵画をまじまじと見てみると、かなり面白いです。
「こういう表現の仕方をするんだ!」
「この時代の絵画はこういう作風が多いんだ。当時の社会情勢に影響しているのかな?」
など思いを馳せる余裕のある時間もステキなビジネスマンには必要だと思います。
AIなどにはなかなか代替できない、人間ならではの「芸術を感じる」ということ。
今後の社会を作っていく人には、このような美術や芸術の理解や経験はとても役に立ってくるのでは。と感じておりますので、
たまにはこういうテーマも扱っていくかもしれません。
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