ホワイトカラーの生産性とは?
「生産性」という言葉を最近よく耳にするようになりました。
政府が働き方改革を推進しているなかで、長時間労働や労働環境の改善が世間的に求められるようになってきたからでしょう。
この話題に関しては意見が両極端に分かれるものだと思います。
様々な媒体のニュースでこの「生産性」というワードが入っています。
IT media #SHIFT 2018.9.18「生産性を上げても賃金は上がらない?」 伊藤元重学習院大学教授に聞く"日本経済の処方箋" (1/5)
DIAMOND online 2018.9.19 日本の労働生産性がG7で最下位にとどまる理由
今まで半ば当然のように行われていた働き方が根幹から変わろうとしているような感じがします。
労働者の賃金が上がらない。というのはよく言われています。
個人的にはこの「労働者」という全時代的な言葉が嫌いなのですが、
Wikipediaより、労働基準法第9条によると、
「職業の種類を問わず、事業又は事務所に使用される者で、賃金を支払われる者」と定義される。 使用者の指揮命令を受けて労働力を提供し、その労働の対価として賃金を支払われる者は、本条でいう「労働者」に当てはまる。契約の形や名称にかかわらず、実態としての雇用契約(民法第623条)が締結されていると認められるかどうかが基準となる。また第116条で労働基準法の適用が除外される者が列記されている。
ということなので、使用者(雇用主)の指揮命令に対する労働を提供し、賃金をもらう人のことを指しているようです。
さて、生産性に関してですが僕は「ホワイトカラーに対しての生産性向上」とは、どうやって測っているのだろうかと疑問に思いました。
今さらホワイトカラー、ブルーカラーという分け方もナンセンスかもしれませんが、
工場ではたらく人(一般的に言うブルーカラー)などは、1日に10個作っていたものが同じ時間で20個作れるようになったら生産性向上と言えるのに、
ホワイトカラーの仕事に関しては基準が曖昧なのではないか、
それでは世間の大人が言っている生産性向上とはなんのことを指しているのか。
今の僕の考えになりますが、ホワイトカラーの生産性をブルーカラーの生産性の基準と同じにして比較しても答えは出ないと思っています。
まさにエンジニアと相撲取りくらい違います。(分かりにくい。。。)それほど別の職種ということです。
ホワイトカラーの生産性を図る指標は、前年比でのKPIやKGIの達成率になるのではないでしょうか。
個人レベルで見れば、前年比ではなく前月比などでも良いかもしれませんが、会社単位で見た場合には月によって売上の多い月少ない月はあるでしょうから前年同月比で比較すべきです。
参考:https://freeconsultant.jp/column/c072
皆さんはどの様に生産性を測っているでしょうか。
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