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文系学部からITベンチャー企業へ進んだ男が考えていること、感じたこと、未来のことなどを書きます。

仕事の進め方を改善させる KPTを使う

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先日このような記事を読みました。
自律的に現場を改善できるチームをつくるための「ふりかえり」の進め方 〜 KPTと進め方のノウハウ

KPT?  KPIやKGIなら仕事の場だとよく耳にしますが、KPTは初めて聞きました。

KPIとは、日々の仕事を振り返るために利用するものだということです。
引用すると、

KPTは、Keep/Problem/Tryの略で、「Keep=よかったこと」「Problem=悪かったこと」「Try=次に試すこと」の3つのフレームワークで考える方法です。

自分に置き換えてみると、営業なのですが以下のようになります。

Kは、例えば

  • 新規アポ獲得のために、1日30件のテレコールをしていたこと。
  • 後輩に仕事の進め方を一緒になって教えていたこと。
  • お客様を常にリードして、案件を成功に導いた などがあたります。
Pは、例えば
  • 優先順位の付け方が甘かった
  • 案件の構図を理解しきれていない
  • 効率的な進め方ができていない
  • 提案の質が下がってきた などがあたります。
Tは、例えば、
  • 情報共有の仕組み化
  • 進め方などをレシピ化
  • 既存顧客からのアップセル
  • 別の角度からのアプローチで、商談を増やす などがあたります。

この「K」「P」「T」をもとに、「仕事の進め方」という観点に絞って、KPTの基準で振り返りを行っていく。
若手と中堅のメンターであれば、個人的に振り返ればよいですし、
チーム単位で動いている場合は、
個人単体だけではなく、チームとしてKPTの基準で振り返りを行うことによって仕事の進め方の改善を行うために使います。

少し自分でもやってみたのですが、
「K」よりも、「P」のほうが多い結果になりました。
それは改善の余地がまだ多分にあり、伸びしろがあるという解釈をしています。

何かの基準を設定した上で、「個別の案件進捗」ではなく「仕事の進め方」を振り返っていくことにより、中長期的な視野で組織運営がうまくいくのではと思っています。



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