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今、がんばっている人に必要なもの

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お久しぶりです。個人の自立を促し、組織力を高めるためのインナー☆ブランディングコンサルタントの原田由美子です。

約3か月ぶりの投稿(汗)。
年初1月に、1995年~2019年までの人材育成のトレンドを振り返ったのもつかの間。この3ヶ月の間に人材育成業界にはかつてない劇的変化が訪れています。

劇的な変化によりもたらされたもの
そしてその劇的変化は、人材育成業界に留まらず「リアルで人が集まる」ことを主体としてきたありとあらゆる業種で起きています。

これにより、絶望や不安など、ネガティブな感情に苛まされている方も多いのではないでしょうか。

私もその一人で、3月~4月にかけて、一言でいうと「本当にしんどい」日々が続きました。

「本当にしんどい」と感じたことをあげてみると...
・一部実施した研修では、「この状況で感染しないだろうか?(講師や参加者に何かあったら、その家族を含めてどうするのだろう?)」という不安
・そして「今後いつまでこの状況が続くのだろうか?」という不安
・さらに「状況が改善したとして仕事は今まで通りいただけるのだろうか」という不安
これらが常に頭の中を渦巻き、寝ても深夜に目が覚め「今できることは何だろう」と考えてしまうことの繰り返し。心身はギリギリの状態でした。

そして7日の緊急事態宣言により「外出制限」が発令され、ほんのわずかではありますが、ほっとしました。

しかしその後、これまでギリギリで保っていた感情が一気に押し寄せ、悲しみ、絶望感、脱力感、無気力感などが噴出。ここ数日は、気力・体力ともに萎えた状態でした。

気力・体力ともに萎えた状態の真っただ中で
そのような状況の中で、ふと目に留まったのが1冊の本。

昨年末に勉強会仲間である佐藤さんから
「外で読むときは気を付けてくださいね。泣いちゃいますから」
と勧められ、買おうと思っていたその直後、同じく勉強会仲間の豊田さんから
「よかったら」
と、プレゼントしていただいた本。

(いただいてから、3カ月以上、読むこともできなかったんだ...)
ということに、愕然としつつ

(そうだ...。読んでみようかな...)

そう思い立ち、昨夕読み進めてみると...

自分ががんばり過ぎていたことに気づかされ、その後、あふれ出る涙に身を任せていました。


今、必要なものとは?
その本のタイトルは『ねぎらいの魔法』兼重日奈子著 三笠書房刊

著者は、販売員指導の分野で、のべ1万店舗以上の指導実績がある方。
しかし内容は、販売員指導の現場に留まらず、組織や家庭(夫婦や親子関係)のお話など多岐にわたり、どなたの身にも起こりそうなケースを、7つの物語仕立てで紹介しています。

そして今朝のニュースでは、在宅勤務で家にいる時間が長くなったことにより、ご夫婦の関係性が悪くなったり、お子さんのストレスから家族がギスギスしていることが話題に。
もしかしたらこの書籍は、そうした状況を変えるヒントをもたらしてくれるかもしれない...と思いました。

人間関係が一気にうまくいく ねぎらいの魔法
みんなががんばっている。
だからこそ知っておきたいことばかりです。

★★★インナー☆ブランディング型人材育成のSix Stars Consulting★★★

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