成果が出せる人と出せない人
「どうしたら環境に左右されずに成果を上げ続けられるだろうか」
その問いに対するポイントは、「自分を観る」、「自分を知る」ことにあり、「わが心」に目を向けることであることを、松下幸之助氏の「税金に悩んで悟ったこと」のケースでお伝えしました。
実は、「わが心」に目を向ける前に、やっておかなければいけないことがあります。
それを、身近な事例をもとにみていきます。
・「夏休みの宿題」を早めに片付けられる人と、学校が始まる頃にとりかかる人
・「試験勉強」を計画的に進められる人と、一夜漬け、山を張ったとこだけ勉強する人
・「仕事の成果」を余裕を持って出せる人と、ぎりぎり、或いはやっつけな人
こうしてみると、安定的に成果が出せるかどうかは一目瞭然です。
さらにみていくと・・・
「夏休みの宿題」が早めに片付けられる人は、何でも「早め」。
「夏休みの宿題」への着手が遅い人は、何でも「遅め」。
このような傾向が見られるのではないでしょうか。
そして、着手が遅い人は、
「気分が乗るまで待つ」ことが多かったり、
「何かうまいやり方があるはずだ」と、勉強方法やスケジュールなど、取り掛かる前の情報収集や整理に時間を費やしなかなか進まないことも。
そして、成果を出している人と自分を比べて、
「あの人は特別な人。自分とは違うんだ。自分には無理」
と、自分を否定するモードに。
こうしてみると、「これじゃ、成果でないよな~」と感じていただけると思うのですが、
結構多くの人がこのパターンにハマっています。(実は私もその一人でした)
・計画倒れに終わっていないか
・「気分」に左右されないか
・「やり方」を探していないか
・「自分を否定」していないか
まずは、ここをチェックすること。
もし、「あてはまっている・・・」と思ったら、まずはそのことをうけとめる。
それが、成果が出せる人と出せない人の最初の分かれ目になります。
うけとめることができれば、どのような状況でも成果を出し続けられる人に一歩近づくことができます。
そしてうけとめた後、「本当の自分の気持ち」をみていきます。
そのポイントは次回に。
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