新入社員はジャニーズ世代なのだろうか、という素朴な疑問
今朝は、他局で放送されたSmapの会見をどこの局も大きなニュースとして取り上げていました。それを「すごい騒ぎだなー」と横目に見ながら、ふと、インタビューを受けている世代の年齢が高いような・・・、と感じていました。
というのは、毎年新入社員研修の時期になると、20代前後の世代の興味や関心に合わせた話をするために、その世代に人気のあるアイドルやタレントさんの話を多少はわかるようにしておくんです。これは、新入社員研修を担当するコンサルタントはさりげなくやっています。
例えば、10年近く前の話し。60代の男性コンサルタントが新入社員研修を担当したときのこと。休憩時間中に妙に盛り上がっているなと思って様子をうかがっていると、そのときの話題は「嵐」の話。女性参加者の中に「嵐」のファンが多く、メンバーの演技力などについて講師が話をしたよう。すると、「嵐のよさがわかるなんて、先生、すごい!」という展開に。それまで、60代の男性講師に少々遠慮がちだった新入社員のメンバーも、一気に話がしやすくなったらしく、その後の研修がスムーズに進むようになったのは、なんとも不思議な光景でした。
このような"各世代の興味・関心をおさえておくこと"の重要性を、私の元上司は、「新入社員研修は一番準備が大変。だって、どんどん自分の年代でウケたネタが古くなってくわけだから。彼らの話題に、多少は合った話をしないと、やっぱり印象に残りにくいよね」という風に言っていたこともありました。
ということで毎年1月ぐらいから、そろそろ「旬のネタ」に気を向けようかな・・・と思うタイミングなのですが、そういえばここ数年、新入社員から「アイドル」や「グループ」の話題がほとんど聞かれなくなってきたような。以前は、スマートフォンや持ち物から多少は傾向をうかがえたのですが、そういうのがほとんどないというか。そして「好きなタレントさんとか、グループっている?」と聞いてみても、「うーん・・・・」なんてケースも結構多く。あるいは、とてもコアな分野のアーティストだったり。
そうやって考えてみると、今回の話が一番通じやすいのは、自分たちと同年代なんだろうな・・・と思ったりするのでした。
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