「目標疲れ」の処方箋
「本気で取り組める目標を見つけたい」と思った私の経験を通じて、同じようなことを感じている方の参考になればと思いお伝えしている「目標設定」の考え方。この考え方で一番お伝えしたいこと。それは、自分が必要なものは、必ず見つかるということ。なので、自分のこれからの可能性にもっと期待してほしいと思っています。
さて、そもそもなぜそんな目標がほしいと思ったか。正直に言うと、起業後の10年間、しんどかったんです。プライベート面の変化に加え、リーマンショック。それ以降も次から次へといろんなことがありすぎて。
そして今後は、人口構造の変化により企業再編なども進むことでしょう。そうすると、今まで以上にタフな環境で仕事を続ける必要があります。(おそらくこれは、私のように起業し自らビジネスをしている人も、組織の中で働く人も、そのタフさに変わりはないでしょう。)
そんな、環境変化の中でも「選ばれて」「喜ばれて」「必要とされる存在」になるためにはどうしたらいいんだろう?と。そのためには、環境変化に左右されずに目指せる「何か」が必要な気がしたんです。
そして、その「何か」を見つけようとする過程で、あらためて「目標が大事」であることに気づきました。一方で、今までの目標やアプローチ方法が負担になっていることにも気づかされました。
そのため、ビジネスで掲げている目標は据え置きながらも、
「本気で取り組める目標を見つけたい」
という「自分の気持ち」に素直になってみること。自分の欲求というものを大事にしようと考えました。
そして今思うと、「自分の"気持ち"に素直になる」というのは、大事だったなぁと思っています。
といっても、素直になったからといって、すぐに目標が見つかるわけではありません。しかし、「今まで掲げた目標」と「これから掲げる目標」を切り分けられたことや、今後については、今の自分をベースに自由に考えればいい・・・と思えたことで、気持ちがとても「楽」になったんです。この「気持ちが〝楽"」というのは、「目標疲れ」を起こしている人にとっては、とても大事なポイントのようです。
「本気で取り組める目標を見つけたい」
という目標というよりも「希望」が持てたことで、気持ちがずいぶん前向きになりました。そして、その気持ちを前向きにキープするためのメンタル面の強化に取り組むことに。
つづく。
~夢を創り、夢を育む~出あいに、感謝
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