なぜ、リーダーが育たないのか?
「リーダーシップは誰でも発揮できる」。「リーダーシップ」をテーマに研修の仕事に取り組みたいと思ってから12年。その間考え続けた結論です。「リーダーシップは誰でも発揮できる」。私は、そう断言します。
しかし、その能力を使う人と、使わない人、この差はあると思っています。
今日は、そんな観点からのお話です。
「リーダーシップ」をテーマにしたいと思って以来、「リーダー」と評価されている人の書籍を読み、機会があれば講演に参加し、また、様々な組織の「リーダー」という立場の人にお会いしてきました。
その過程で気づいたこと。それは、例えば、松下幸之助さんも、稲盛和夫さんも、「リーダーになろう」と思っていたわけではないということでした。それでは、いったい何が彼らを「リーダー」にしたのか。
それは、「私はこれがやりたい」と思うことを見つけたこと。それがきっかけです。
そして、その「きっかけ」を足がかりにしながら、次へ次へと進む過程で、いつの間にか「リーダー」と呼ばれるようになっていた。ということです。
さらに、面白いことに気づきました。
世間から「リーダー」と呼ばれる人は、次へ次へと進む過程で、自然と似たような思考、判断基準、行動をしていくようになることです。
この自然と似たような思考、判断基準、行動のエッセンスをまとめたものが、「リーダーシップ」に関連する書籍であったり、研修プログラムであったりします。
それではなぜ、書籍や研修プログラムで、「リーダーシップ」が身につかないのか?
答えは簡単です。「やりたいこと」ではないからです。
その理由は、リーダーシップについての、誤った解釈やイメージを私たちは持っているからです。そのことに気づき、持っている能力を使えていない現状に、もったいない!と思っています。
~夢を創り、夢を育む~出あいに、感謝
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