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HRD(人材の育成、教育研修)の現場から、気づいたこと、アイデアを発信します。初めて人材育成や教育担当になった方でも、わかりやすく、取り組みやすい情報提供を目指します。特に、20代~30代を元気にしたいご担当者様、是非このブログにご参加ください。

「わがまま」の通し方

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さて前回のブログで「わがまま」を書き出していただきました。今回は、それを通すための考え方とアプローチ方法をご紹介します。ただし、わがままには解決しやすいものと、解決しにくいものがあります。そこで、アラフォー世代が抱える課題として多く、かつ、色々な面で良い影響のある「自分の時間が欲しい」という場合へのアプローチ方法をご紹介します。

「自分の時間が欲しい」ときの取り組み方

今の職場は一人の業務量、会議、提出書類など多い上に納期が短く、更にどんどん新しい仕事が上乗せされるため、多くの人が「時間が足りない」と感じています。そのような場合、本来取り組むべきことは、業務そのもののあり方、進め方、役割分担など全体的な組織の面から見直しを図ることです。しかし、取り組みたくてもなかなか取り組めないのが実情です。

そこで、まずは自分一人で取り組めることからスタートします。

その取り組みとは、「就業時間内で仕事を終わらせる」ということです。慢性的に残業の人は、「18:00に終わらせる」とか「19:00に終わらせる」など時間を決める。或いは「週2日、就業時間内で仕事を終わらせる」などでもOKです。なんでもよいので、決めてしまいます。

その際のポイントは、仕事を早く終わらせる「目的」を明確にすることです。「勉強がしたい」、「子供の勉強を見てやりたい」、「体力づくりをしたい」、「趣味に取り組みたい」など、やりたいことに充てる時間にします。また、なぜそれがしたいのかなど、具体的な理由も明確にします。

その上で、周りに「○○に取り組むことにしたので、今週から火曜日と木曜日は18:00で失礼させていただきます」など、宣言します。

そして決めた日は、思い切ってその時間に退社します。それをとにかく続けることです。

4つのポイント

取り組む上でのポイントを整理すると4つです。

 1:何を、どうしたいのかを決める

 2:目的と具体的な理由を明確にする

 3:周りの人に目的とともに宣言する

 4:とにかく続ける

さて、このわがままに取り組むと、どのようなことが起きるか。多くの場合は「ありがとう」と言われます。なぜ、そのようなことが起きるか。

次回は、実際の取り組み事例を元に「ありがとう」と言われる理由をご紹介します。

本ブログは、職場で20代(若手)を育てたい方のために、どなたでも、5分でできる人材育成のヒントをご紹介します。 

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