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「人材育成目標」は大きなことを「細かく分ける」ことから始まる

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組織に勤める人で「経営理念」や「中長期経営計画」を聞かれて即答できる人・・・は、まれです。「今年の業務目標」は、すらすら教えていただけますが。

よくよく考えてみると寂しい話ですよね。「お金のため」が目的ではあっても、できれば「大きな仕事をしよう」「社会に貢献できる仕事をしよう」「自分の名前が残る仕事がしたい」「人に喜んでもらえる仕事をしたい」・・・という思いをもって社会に入ったはずなのに、いつの間にか「業務目標(To Doリスト)」中心になってしまっているなんて。

ということで、新入社員も入社するこの時期、今一度自分の会社の「経営理念」と「中長期経営計画」を確認してみましょう。(下記のような枠を作って記入すると整理しやすいです)

今はホームページ(中長期経営計画は投資家向けのページ)で簡単に確認できます。(確認できないときは、上司や先輩に教えてもらってください。また、明確になっていない会社もあるようですので、その場合は、トップや経営層に、仕事に対する思いや、将来の夢などを聞き出してみてください)

経営理念

 

中長期経営計画

 

さて、「経営理念」や「中長期経営計画」は、「今のまま努力すれば実現できること」であることはほとんどないでしょう。多くの場合「(かなり)努力しないと達成できなさそうなこと」が書かれています。そのため、組織勤めが長くなると、「経営理念」や「中長期経営計画」に目を向けることが「辛いもの」になるケースが多いようです。

しかし、「辛いもの」として放置していくと、その計画はどんどん先送りされ、「更に辛い状況」に追い込まれることになります。

そうならないためには、一度現状を客観的にとらえ、「できそうなことまで細かく分ける」ようにします。そのイメージを図にしてみました。次回以降は、細かく分けるための具体的な方法を段階的にお伝えします。人材育成目標.GIFのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像

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